インプラント治療を成功させる為には
インプラント治療に限りませんが治療を成功させる為には事前の診査や診断がとても大切です。インプラント治療を安全・精密に行うためには顎(あご)の骨の状態を詳しく調べることが非常に重要です。
例えば上顎(上あご)の場合、上顎洞という空洞のような部分(下図の赤色の部分)があるため、骨が薄くなっている部分があります。

この部分にインプラント治療を行う場合、上顎洞の下部までの骨の厚みを詳細に把握して上顎洞へ穿孔(突き抜けること)ないようにインプラントを入れなければなりません。
もし、骨の厚みが充分でない場合はGBRや骨移植、ソケットリフトやサイナスリフトという方法で骨の厚さを増やす方法を併用しなければならない場合もあります。
また下顎(下あご)の場合も、下顎管という所に下歯槽神経という太い神経が骨の中を通っています。
この部分にインプラント治療を行う場合も下歯槽神経(下顎管)までの骨の厚みを詳細に把握し、下歯槽神経を傷つけないようにインプラントを入れなければなりません。
術前CT撮影と3Dシミュレーションソフトによる診断
◆レントゲン写真だけでは情報量不足
レントゲン写真でも大体の診断はつきますが、レントゲン写真は立体的な骨の形を平面で表したものですので骨の厚みを詳しく測ることは出来ません。
右図のように、レントゲン写真では、全体の様子がぼんやりとしかわかりません。CT画像の場合は、それぞれの断面をはっきりと確認することができます。
◆CT撮影と3Dシミュレーションソフトでより安全インプラント治療
インプラント治療を行なう前ににあごの骨のCT(Computed Tomography)撮影を行ない、そのデータをもとに3Dシミュレーションソフトを使ってインプラント埋め入れのシミュレーションをした上で治療計画を立てています。
CT撮影と3Dシミュレーションソフトによって骨の厚みや幅、上顎洞や下顎管の位置などはもちろん、骨の硬さなどレントゲン写真では得られない情報も事前に得られるため、より詳細なな診断が可能になり、安全にインプラント治療が行なえるようになりました。
また、患者さんへのカウンセリングの際も、3D画像を使った分かりやすい説明が可能になり、納得してインプラント治療をお受けいただくことができるようになりました。
静脈内鎮静法で快適なインプラント治療
インプラント手術時に歯科麻酔医の全身管理のもと、静脈内鎮静法と局所麻酔を併用することでインプラント手術に対する不安や手術時の痛み、時間の経過などを感じることなく、快適にインプラント手術を受けることが可能です。
手術中は患者さんの意識はあり(少しボーッとした状態で)、ご自分での意思表示やこちら側の呼びかけに対しても答えることが可能です。時間の経過の感覚はあまり無く、1〜2時間の手術が、20〜30分程度で終わったように感じられます。
◆静脈内鎮静法によるインプラント手術時の注意事項
1.午前中に治療を受けられる方は、当日の朝起きてから治療が始まるまで食べたり飲んだりしないでください。午後から治療を受けられる方は、治療前6時間前までは食事をしても結構です。
お腹の中を空にしておくことが一番大切ですので必ずお守りください。
2.マニキュアはしないでください。
コンタクトレンズもはずしていただきますのでケース等をご持参ください。
3.治療終了後、しばらく(30分〜1時間)休んでいただきます。
4.当日は車・バイク・自転車などの運転はできません。
ご納得いただける治療を行なうために
◆時間を掛けたコンサルティング
宮本歯科では患者さんの不安や不満を取り除き、より良い治療にするために口腔内CCDカメラやコンピューターシミュレーションなど使用し、判り易く充分に時間をかけたコンサルティングを行なっています。
◆トリートメントコーディネーターシステムの導入

▲トリートメントコーディネーター
宮本 秀子(みやもと ひでこ)患者さんにとって歯科治療の専門的な部分をすべて理解することは簡単ではありません。普段あまりなじみのない歯科の専門的な説明などは1度聞いただけではなかなか理解できないものです。一通り説明を聞いた後も、どこか不安や疑問が解消されないままのことも多いのではないでしょうか?
トリートメントコーディネーターは、ドクターの視点ではなく患者さんの視点で一緒に考え、その方にとってのより良い治療方法を見つけていくのが役割です。もちろんドクターからの治療内容についての説明は従来どおり行ないます。ドクターへ直接お聞きになりたいことは、遠慮せずおっしゃってください。
トリートメントコーディネーターが初診時から治療終了までの間、治療に関することから費用やお支払いの方法に関することなどすべての質問に至るまでしっかりお答えします。
◆治療内容に対する自信
治療にかかる時間や回数は少し多くなる場合もあると思います。費用も(自費治療の場合)安いとはいえないかもしれませんが、ご来院いただければ、そこに費やす時間や費用が妥当なものであることをご納得していただけると信じております。安さや速さではなく、時間を掛けた手厚いフォローをしていく歯科治療を行ないます。
◆自費治療(保険外診療)の10年保証システム
宮本歯科では治療後も6ヶ月に1度の定期検診を欠かさずに受けていただくことを前提に自費治療(保険外診療)により製作したクラウンの破損(オールセラミッククラウン,メタルセラミックク ラウン,ゴールドクラウン)およびインプラント治療に関しては10年間の保証制度がございます。(インレー、アンレーに関しては5年間)
保証は10年ですが20年、30年、それ以上の長いお付き合いが出来ることを願って宮本歯科スタッフ一同、常に努力しております。
インプラント治療の流れ
STEP1 インプラント治療前の検査
インプラント治療を行なう前に診断用の歯型をとったり、全身状態についての問診や血液検査・レントゲン写真・CTスキャンなど必要な検査を行い、3Dコンピューターシミュレーションシステムを使ってインプラント埋入のシミュレーションをした上でインプラント治療に適した状態であるかどうかを判断します。
STEP2 治療計画
インプラント治療が可能であれば、今後の治療の方法やスケジュール、費用などについてお話し合いをした上で治療計画を作成します。
この際に疑問な点や治療に対するご希望などありましたら何でも御相談下さい。
STEP3 術前治療
インプラント手術を行う前に必要であれば、歯周病(歯槽ノウロウ)や、カリエス(虫歯)の治療、仮歯の製作などを行います。
STEP4 インプラント一次手術
麻酔担当医による静脈内鎮静法という方法を用いて恐怖感や痛みなどの苦痛を軽減し、局所麻酔下で、あごの骨の中にインプラント(チタン製の人工歯根)を埋め込みます。傷口は歯肉を縫い合わせて閉じられます。
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STEP5 治癒期間
インプラントと周囲の骨との結合(オッセオインテグレーション)が得られるまで3〜6ヶ月、治癒期間を設けます。この間、必要に応じて定期検査が行われます。
STEP6 インプラント二次手術
局所麻酔下で歯肉を開いてインプラントと周囲の骨とのオッセオインテグレーションが得られたことが確認された後、アバットメントと呼ばれるインプラントとクラウン(歯の形をした部分)を連結するための中継ぎの役割をする部分をインプラントに取り付けます。
STEP7 印象採得(型とり)
二次手術の後、数週間おいてクラウンを作るための型をとります。
仮歯の製作なども行います。
STEP8 クラウン装着
セラミック又は金属製のクラウンをアバットメントに取り付けて完了です。
STEP9 メンテナンス(定期検査)
クラウン装着後、必要に応じ2週間〜1ヶ月後に検査を行います。
その後は、3〜6ヶ月おきに定期検査を行います。














