手術について その他(神奈川県 40歳 女性 その他のQ &A)

カテゴリ:手術について その他

上顎の6番のインプラントを考え中です。上に空洞があるので慎重にするべきという意見を良く聞きます。年をとるとさらに歯槽骨が薄くなっていくと思うのですが、その場合、空洞を突き破るということはないのですか?
上顎の6番のインプラントを考え中です。
上に空洞があるので慎重にするべきという意見を良く聞きます。私は歯槽骨が吸収され薄いので移植を行うのですが年をとるとまた歯槽骨が薄くなっていくと思うのですが、その場合、空洞を突き破るということはないのですか?

[神奈川県 40歳 女性 その他]

手術について その他

> 年をとると
> また歯槽骨が薄くなっていくと思うのですが、

術後の骨の吸収を心配していらっしゃるのですね。

骨の性質として、力がかかったところは、厚くなり、強くなるという特性があります。
使えば使うほど、筋肉が太く、強くなるのと同じです。
インプラントをした後、ご飯を食べたり、かみ合わせたりして力を加えつづけると、
骨が、強くなって、そこの骨密度が上がるのは、イメージ的にもわかると思います。
科学的にも検証されているので、術後の骨の吸収に関しては問題がないと思います。
インプラントの術式によっては、一時的に、吸収するかもしれませんが、
吸収が収まり、安定すると、時間と共に、しっかりすると考えられます。

> 上に空洞があるので
> 慎重にするべきという意見を良く聞きます。
> その場合、
> 空洞を突き破るということはないのですか?

空洞は、シュナイダー膜という、粘膜に裏装されており、その膜は、骨を作るという特性をもっています。
手術のときに破らなければ、まったく問題ないです。

最悪、破れたとしても、すぐに治ってしまう膜なのであまり心配せずに、手術のうまい先生とよく相談し、
信頼し、安心して治療を受けるのがよい結果につながると思います。