(兵庫県 44歳 男性 会社員のQ &A)

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差し歯(上側の前歯)が外れやすいため、入れ歯にしないといけないかもと言われています。差し歯の本数も多く、またインプラント手術後しばらくの間は歯がない状態では困るため、入れ歯かインプラントか悩んでいます。
差し歯(上側の前歯)が外れやすいため、入れ歯にしないといけないかもと言われています。差し歯の本数も多く、またインプラント手術後しばらくの間は歯がない状態では困るため、入れ歯かインプラントか悩んでいます。インプラント治療を行っている歯科医院であれば、どこの歯科医院でもインプラント手術当日に歯を入れていただけるのでしょうか?歯科医院あるいは症状によって異なるのでしょうか?

[兵庫県 44歳 男性 会社員]

今入れ歯でないということは、問題があるにしろ差し歯がある訳ですね。 しかも抜かなければならないところもあるということですね。その抜歯する本数によりますが、治療期間中も仮歯を入れるのは基本ですから、どこのインプラント医にかかってもそれは対応してくださると思いますよ。 その方法としては 以下のとおりです。

1.まず抜いた歯の両隣に歯があるなら、仮の歯を隣りの歯に接着します。そしてブリッジの状態にし、もし両隣の歯が冠がはいっているようならば、一時的なブリッジを入れます。そしてインプラントを埋入して、骨と結合するまで待ちます。治癒期間を終えれば、インプラントに冠が入るということです。 欠損が大きく義歯という場合は入れ歯となりますが、基本的にはブリッジと同じことです。 つまり、インプラントは治癒期間 (骨との結合を得るまで、チタンのスクリューを骨の中でそっとしておく期間)は、スクリューの部分だけ骨に埋入し、粘膜の中で眠っている状態とします。治癒期間を終えると、粘膜を貫通するアバットメントという器具を装着しこれに冠をつける訳です。 2.即時負荷という技術があり、24〜72時間以内に歯をいれてしまう術式です。 この方法はこの数年に発達し、インプラント技術のトピックとなっています。勿論、なんでも噛むことができます。たった数日で。これは、どのインプラント医もできるというものではありません。