(千葉県 41歳 女性 主婦のQ &A)

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レントゲンを見ると、根の先に小さい金属が詰められているのが写っているのですが、そのような場合でもインプラント治療は出来ますか?
上の前歯(2番目)が差し歯なのですが、ほんの少し動く感じがあり、歯科医からはそのうち抜歯をしないといけなくなるだろうと言われました。その時はブリッジにすると言われていますが(インプラントをやっていない歯科で)別の病院を探してインプラントにしようと考えています。
その前歯ですが、14年前に歯科大で根の治療を、歯茎を切って骨を削り行いました。歯科医のレントゲンを見ると、根の先に小さい金属が詰められているのが写っているのですが、そのような場合でもインプラントは出来るのかどうか、不安です。
また、今ほんの少し動く感じがある程度なのですが、どの段階でインプラント手術を受けるのが良いのでしょうか。

[千葉県 41歳 女性 主婦]

14年前に根尖切除手術をされたようですね。
歯根の尖端から逆向きにアマルガムで封鎖されている状態と想像できます。抜歯をすれば一緒にアマルガムも除去されますので、インプラントには何の差支えもありません。また、仮にアマルガムの一部が骨の中に散在して残ったとしても大丈夫です。ご安心下さい。
インプラントの時期については、痛みが出たり、動揺度が増す等の症状が出てからでよいと考えます。歯が持たなくて抜いたときとお考え下さい。お話だけから想像するしかありませんが、数年間は大丈夫なのでは?
根尖手術後14年という年月を考えると経過は良いように思います。根が手術により少し短くなっているため、多少動揺しているのかもしれないです。また、噛み合わせの干渉部分を調整する程度の処置で、歯の動揺を軽減できる場合もあります。