ブリッジ治療は受けたくない!左右の歯を失った患者様の症例

下の第一臼歯を左右とも失った患者さまの症例です。

更新日:2019/10/02

■目次

  1. BEFORE 24歳 女性 ブリッジ治療は受けたくない
  2. STEP1 インプラントを埋め入れる
  3. STEP2 アバットメント(人工の歯の支台となる部分)を取り付ける
  4. STEP3 人工の歯を装着する
  5. AFTER

BEFORE 24歳 女性 ブリッジ治療は受けたくない

症例

下あごの前から4番目の歯(第1小臼歯)を左右とも失った患者様の症例です。隣の健康な歯を削って治療するブリッジに抵抗があり、1本ずつインプラント治療を行うことになりました。

STEP1 インプラントを埋め入れる

インプラントを埋め入れる

検査によってインプラントを埋め入れる適切な位置を決定し、インプラントを埋め入れます。インプラントがあごの骨と結合するまで、数ヶ月ほど期間をおきます。

STEP2 アバットメント(人工の歯の支台となる部分)を取り付ける

アバットメント

レントゲンであごの骨に定着したことが確認できたら、人工歯を装着するためのアバットメントを取り付けます。

STEP3 人工の歯を装着する

人工の歯を装着する

STEP2で取り付けたアバットメントに人工の歯を装着します。インプラントを埋め入れたあとに行った型取りを元にして製作してあるので、形や大きさに問題なく装着することができました。噛み合わせを少し整えて治療は完了です。

AFTER

治療前は、笑った時の見た目や噛み心地も気になっていました。

他の歯に負担をかけることなく、本来の噛み合わせを取り戻すことができました。



※治療結果には、患者様によって個人差があります。



治療前

正面治療前後治療前

治療後

正面治療前後治療後

治療前

下顎治療前後治療前

治療後

下顎治療前後治療後

記事提供

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。