インプラントの症状別トラブル<痣ができた!><顔が内出血!?>

アザが出てきてしまった!インプラント手術後に、その周辺の皮膚が青や茶、黄などに変色するアザ(紫斑)が現れることがあります。このようなアザがでてしまったら、どうすればいいのでしょうか?考えられる原因、対処法、歯医者へ行くときのアドバイスについてご紹介します。 

更新日:2019/12/06

■目次

  1. 顔にアザが出る原因
  2. アザが出た場合の対処法
  3. 歯医者へ行くときのアドバイス

顔にアザが出る原因

正式な記事はこちら→インプラント手術後に起こりうる様々な症状【アザ】【腫れ】【しびれ】


次のことが原因で起こっていることが考えられます。

・インプラント手術による内出血
・健康状態に問題があり、血が止まりにくい(埋め込み本数が多かったり、顎の骨を移植したりすると起こりやすくなります。)

※健康状態の問題で引き起こすことを防ぐために
歯科医院では、手術前に問診や血液検査などで確認しておくことが一般的です。

アザが出た場合の対処法

アザが現れた場合、基本的には特別な治療は行わず、そのほとんどは時間の経過とともに消失することを待つようです。しかし、アザの状態によっては、緩和させる治療を受けたり、新たなお薬を処方されたりすることもあります。念のため歯科医師に連絡し、症状を伝えましょう。一度現れたアザはすぐには消えませんが、処方されたお薬を服用していれば2週間程度で治る傾向にあります。

※ 腫れもある場合
水道水で濡らしたタオルなどで頬を冷やすことで、和らぐこともあります。しかし、氷や保冷剤など患部を冷やしすぎることは止めましょう。血行が悪くなり、新たな問題を起こすこともあります。

歯医者へ行くときのアドバイス

■伝えておくこと
・アザに気付いた時期
・現れた部位や範囲
■聞いておくこと
・日常生活で注意すべき点


インプラント治療は、歯茎を切って顎の骨を削る外科手術を行いますので、術後にアザが現れるリスクがあります。万が一に備えて、手術後1~2週間は重要な予定を入れないようにされるとよいでしょう。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。