この治療で大丈夫?インプラント治療計画が不安な時は『セカンドオピニオン』に聞いてみよう

インプラント治療には長い時間を要します。もし治療法に不安があれば、主治医以外の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」をおすすめします。

更新日:2019/12/23

■目次

  1. Q 治療計画を考えてもらいましたが、やっぱり不安がのこります。
  2. セカンドオピニオンで聞いておきたいポイント

Q 治療計画を考えてもらいましたが、やっぱり不安がのこります。

セカンドオピニオン

正式な記事はこちら→インプラント治療でのセカンドオピニオンのポイント


A セカンドオピニオンを受けてみましょう。治療は納得して望むことが重要です。

それでもやっぱり不安がのこったら(セカンドオピニオン)

「セカンドオピニオン」とは、主治医以外の医師の意見を聞くことです。これは、癌などの大きな治療を受ける場合、治療方法などの選択に迷ったときに、一つの医院だけではなく、他の専門家の意見を聞くことで、患者さんが納得できる治療や医師を選ぶことができるように考え出されたものです。

患者さんは専門的な知識がなく、医師の言う治療法を絶対と信じる、もしくは解らずに悩んでしまいます。そんな中で、どんな患者さんでも最適な治療が受けられるようにセカンドオピニオンが生まれました。

不安なまま、納得できないまま治療をしてはいけません。後で後悔をする、というのも勿論ですが、ちゃんと信頼できる歯医者さんと良い関係を作らなくては、治療はうまくいかないのです。どれだけ良い腕であったとしても、患者さんが不安を抱いたままでは、その腕を100%は生かせないのです。

インプラントは特に長い治療になります。患者さんがいるだけ、答えはたくさんあり、決められた公式のように正しい治療というものがあるわけではありません。

では実際何を聞いたら良いのでしょう。

セカンドオピニオンで聞いておきたいポイント

セカンドオピニオン

1.口全体を見た意見
咬み合わせやバランスなど、歯の1本1本だけではなく全体を見た意見

2.専門的な意見
インプラント治療に精通した先生の意見

3.治療の反対意見
インプラント治療はすばらしい治療法ですが、誰にとっても最適の治療法とは限りません。他の治療法の方がよい、という場合もあるかもしれません。その根拠も踏まえているならば、反対意見であっても不振がらず聞いてみて良いと思います。

あらかじめ何を聞きたいかをメモするなどして、話を聞いてみましょう。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。