インプラントの材料や形状について

基本材料の種類

  • 純チタン・・・骨との結合性が高い。
  • チタン合金・・・純チタンと同様に骨との結合性が高い。
  • チタン・ニッケル合金・・・純チタンと比較して結合性は劣るものの、任意の形状に成形でき、かつ形状記憶の特性がある。
  • 人工サファイア・・・酸化アルミニウム(アルミナAL2O3)のこと。日本においては初期のころに使用されていたが、骨とインプラント体との結合が起こらないため現在は使用されていない。

表面処理の種類

  • 様々な表面処理を組み合わせたもの・・・表面処理は、ブラスト処理・酸処理・酸化処理・機械研磨処理の4つに大別され、多くの場合はこれらを組み合わせています。
     →ブラスト処理は、鋳造物内面の酸化膜を除去し、粗面に加工することで骨との結合力を向上させる目的で行われる方法です。
     →酸処理は、ブラスト処理で発生したブラスト材を洗浄する目的などで活用されています。
     →酸化処理は、チタン表面に酸化チタンを付与することで表面に凹凸が作られています。
     →機械研磨処理は、表面が滑らかで多くの部分が骨に接触するように処理されています。
  • インプラント体の表面にハイドロキシアパタイトをコーティング・・・歯ぐきの骨に埋め入れた後、早期に骨結合をしますが、感染に弱いといわれています。

形状の種類

 width=
スクリュータイプ

歯科用インプラントの形状としては主流の一つです。(2009年現在)
インプラントの直径が先端にいくほど細くなる「ルートタイプ」と、太さが変わらない「ストレートタイプ」があります。
一昔前に使われていたブレードタイプに比べて埋め込む穴が小さくてすみ、噛む力を効率よく骨に伝えることができます。



 height=
シリンダータイプ

スクリュータイプと並んで、歯科用インプラントの主流の一つです。(2009年現在)
ネジのらせんがついていない円筒形です。埋入(骨に埋め入れること)は容易ですが、表面積がスクリュータイプなどと比較して小さいため初期固定が弱いとされています。そのため、2回法に適しています。



 width=
バスケットタイプ

外見はスクリュータイプに似ていますが、中は中空で側面にも複数の穴があるのが特徴です。
この穴があることでインプラントの中まで骨が入り込めるため、骨との接触面積が広くなり高い結合力を持っています。
ただし、強度が弱く穴が開いている部分で折れてしまうおそれがあります。



 data-mce-src=
ブレードタイプ

少し前まで多く使われていたタイプです。
板状で幅が狭く細いので比較的骨幅の狭い部分に用いることが可能です。 現在主流のスクリュータイプに比べてインプラント本体の一部に力が集中しやすく、破損や骨吸収(骨が分解・破壊されて減少していくこと)が起きやすいという欠点があります。





治療説明TOPへ戻る

このページの先頭へ

【注目の記事&レポート】

テーマ、タグ一覧

【 インプラントネット ドクター特集 】
  • 山田 陽子 院長先生(デンタルサロン麹町)に一日密着取材