骨が足りなくなる理由と治療方法

骨がたりなくなるのは何故か?

インプラントを埋め込む部位に十分な骨の幅と深さあるかどうか、がインプラント治療のキーポイントとなりますが、しかし、 いざインプラント治療を受けようと歯科医院で診察を受けてみたら必要な骨の量を満たしていなかった・・・というケースがあります。骨が足りなくなる、というのは簡単に想像がつきません。何故、骨が足りなくなってしまうのでしょうか?

骨が足りない原因は、大きく分けて2つ!

骨が足りない原因は、大きく分けて次の3つがあります。

  • 歯周病(歯槽膿漏)
  • 生まれつき
  • 抜けた歯を放置している
  • 入れ歯が合っていない

歯周病

いわゆる歯槽膿漏です。歯槽膿漏によって、歯を支えている骨である歯槽骨 が溶けて吸収されていきます。その結果、骨が抜けてしまうのです。
歯が抜けるほど症状が進行している時にはすでに、歯槽骨は、かなり溶けて吸収され、「骨が足りない状態」になっているのです。

生まれつき
例えば、上顎の骨が薄いケースなどが考えられます。この場合、インプラントを埋入すると先端が上顎洞に飛び出してしまいます。

抜けた歯を放置している
歯が抜けていると、適度な刺激が骨に伝わらなくなります。人間の体は刺激されない部分が衰えていくという特徴をもっています。顎の骨が痩せていくことを「吸収」といいますが、骨に適度な刺激が与えられないと、骨が吸収されていくのに比べて新しい骨の形成が間に合わずに結果として骨が足りなくなってしまいます。

入れ歯が合っていない場合
こちらの場合も骨はどんどん痩せてしまいます。入れ歯が合っていないと、様々な方向から歯肉に圧力がかかり、圧迫された歯肉の下にあるあごの骨(歯槽骨)が骨が吸収されていきます。

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それでは、どうするの?

骨が足りないならば、インプラント治療を受けられるの?まして、生まれつきならどうしようもないのでは…?
そう不安に思われるかもしれません。けれども、それを補う治療法は存在します。

骨量を補う治療とは?

骨が足りない場合、インプラント手術前に骨量を補う治療を行っていきます。
※リンク先のページをご覧いただくと、イラスト付きのより詳しい説明をご覧いただけます。

    • GBR法
    • GBR(骨誘導再生)法とは、欠損した骨組織を再生させる治療法で、インプラントを埋め込んだ周囲の骨量が不足し、人工歯根の側面が露出している場合に行う治療法です。

      骨の少ない所をメンブレンと呼ばれる特殊な膜で覆い、内側に自家骨(ご自分の骨)と人工の骨補填剤を混ぜた物入れておきます。 すると骨芽細胞が集まり3〜4ヶ月で新生骨ができあがります。

      必要な自家骨が、少量の場合は頤(おとがい:下顎の前の部分)、量が多く必要な場合は蝶骨(腰の骨)から採取します。
    • サイナスリフト
    • 骨の高さが著しく低く、かつ広範囲に及ぶ場合はサイナスリフトを行います。

      上顎の歯肉の側面に切開を入れ、骨面を露出しさらに10?30mm程ある歯槽骨に窓をつくります。窓を開けるとシュナイダー膜(上顎洞と歯槽骨の間にある粘膜)が露出しますので、注意深く歯槽骨ととシュナイダー膜をはがしていき、スペースができたところに移植骨で埋めていきます。骨がしっかりできるまでに約3〜6ヶ月待ちます。そのあとにインプラントを埋め入れますので、治療期間は約9ヶ月必要となります。
    • ソケットリフト
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▲ソケットリフトのイメージ
      ソケットリフトとは、上顎洞までの骨の高さが不足しているため、オステオトームという専用の器具を用いて、上顎洞を押し上げる治療法です。

      シュナイダー膜までの骨の高さが5mm以上ある場合に適用できます。下顎のインプラントを埋め入れる穴(歯が生えていた場所)に、移植骨を入れて少しずつシュナイダー膜を押し上げていき、インプラントを埋め入れるのに十分な骨の厚さを確保します。同時にインプラントを埋め入れるので、治療期間は約4ヶ月ほどで噛めるようになります。

    サイナスリフトはソケットリフトと異なり、横から移植材を入れて骨の高さを増大させるのではなく、下から上顎洞を押し上げます。
さまざまな困難があっても解決する方法もございます。
あれこれと悩む前に、まずは歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか?


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