口腔内の健康を保つために〜タバコの害について考える〜

タバコの害について考える

近年、国内外におけるタバコ対策への取り組みも活発化し、喫煙が健康に及ぼす悪影響については、本人だけでなく周囲に及ぼす受動喫煙を含め多くの科学的根拠のある研究等によって明らかになっています。
また、喫煙に依存性があることは、薬物依存の視点からの支援も重要だと指摘されています。いまもなお、WHO(世界保健機構)は「予防可能な最大の疫病」と位置づけ、加盟各国そして医療・保険関係者全員もその対策と支援に積極的に取り組むよう勧告し続けています。

タバコによる死亡率

早くから各種の喫煙対策が推進された欧米先進国では、国民のタバコ離れに伴って肺がんをはじめとする喫煙関連疾患による死亡率は減少しつつあります。
これに対して日本では、喫煙対策の取り組みは大きく立ち遅れてきました。WHOは、タバコが原因で死亡した日本人は1年間に、2000年で114.000人(交通事故死の約12倍)推計していますし、それは年々増え続けています。

タバコと全身疾患の関係性

喫煙が肺がんの原因であることはほとんどの人が知るところですが、ほかにも様々な全身疾患の原因にもなっています。
喫煙は循環器(血液を体内で循環させるのに働く器官と、血液の成分である血球を産生、成熟、分解する器官:心臓、血管、骨髄など)の病気、神経、内分泌(ホルモンを分泌する器官:甲状腺、生殖腺など)、血液などあらゆるものの病気を引き起こすことから、喫煙は人々の健康を破壊する最大の要因といえるでしょう。
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