顎の骨が痩せているときの新骨補填材

インプラント治療での骨の再生治療

ネオボーン構造図

インプラント治療では、インプラント体を顎の骨に埋め入れる治療になるため、顎の骨の厚みが十分にあるかどうかが重要になってきます。歯周病におかされていたり、歯が抜けた状態で長時間放っておくと、多くの場合、顎の骨は痩せていきます。骨が著しく痩せてしまっている場合、骨を増やすための治療法が多くありますが、このときに骨補填材(骨の代わりとなる人工の補填材)が必要となってきます。骨補填材での治療は、骨が形成されるまでにとても長い治癒期間が必要になり、この治療期間の長さはインプラント治療のデメリットの一つになっています。

上顎の骨が著しく痩せてしまっている場合の代表的な治療法(治療期間の目安)
  • ソケットリフト…痩せている骨の厚みが5mm以上ある場合(約4ヶ月)
  • サイナスリフト…痩せている骨の厚みが5mm以下の場合(約9ヶ月)
  • GBRボーングラフト…歯が抜け落ちてしまうほど骨組織の破壊が著しい場合(約7〜9ヶ月)
  • GTR…歯周組織の破壊が著しい場合(約9ヶ月)
  • 新骨補填材構造図
    ▲新骨補填材構造図

    骨形成の早い新骨補填材

    現在、治癒期間が短縮できる新しい骨補填材に注目が集まっています。ハイドロキシアパタイト製の人工の骨である新骨補填材は、多数の気孔同士が連通部(気孔と気孔が接触している部分)でお互いにつながっているのが特徴で、実際に顎の骨が骨補填材の深部にまで迅速に入り込むことができるので、他の治療と比較しても骨の結合が早く、骨の形成を強力に促進する役割を果たします。ヒトへの親和性に優れ、加工しやすく、強度もあるこの骨補填材を使用した、骨再生のための治療は、これからより身近な治療法のひとつとなることが期待されます。

    ハイドロキシアパタイトとは?
    …ヒトの歯や骨の主成分で人工的に作ることが可能です。歯磨き粉には研磨剤あるいは虫歯予防のため、3〜15%配合されているものもあります。

    加藤 大幸先生
    資料提供
    銀座大幸歯科
    院長 : 加藤 大幸
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