実際のインプラント治療の流れ - 手術当日 -

カウンセリングや治療計画を経て、インプラント手術当日を迎えた患者様が当日どのような流れで治療を受けられるのかをご紹介します。(患者様本人のご厚意によって、撮影させていただきました)


▲ 患者様 来院
STEP5  来院

受付にて診察券を渡していただきました。患者様は緊張しているとお話しなさっていました。受付にいるのがインプラントを主に担当している大久保衛生士です。患者様の心配事や、治療状況、ご希望をお伺いすることから、 歯周治療、インプラント手術のアシスタントまで担当しています。

最終的な歯が入った後も、メインテナンスを担当させていただきます。


STEP6  CT撮影
▲ 手術室の様子 ▲ PMTCの様子


手術室では、すでに手術の用意が済んでおります。手術に使用する器具は滅菌され、術者(歯科医)、麻酔医、第一助手、第二助手、カメラアシスタントで手術に望みます。 観血処置に必須である生態モニター(EtCo2、SPO2、心電図、血圧)、体温測定器、血糖測定器などが配備されています。

なお、手術後の出血、異常な疼痛、悪心、嘔吐にも対応しやすいように、手術時間は原則火曜日から土曜日の午前中の手術時間になっております。患者様の安全のためですので、ご理解ください。


上図の写真は、歯科衛生士によるPMTCの様子です。手術前に患者様の口腔内を清潔にするため、プラークや雑菌を排除し手術範囲の消毒をします。



▲ 面談の様子
STEP7  歯科麻酔の担当医師との面談

歯科麻酔の先生との面談です。手術に対する不安や緊張を和らげ、できるかぎり患者様がいい状態で手術に臨めるようお手伝いをします。


手術では静脈内鎮静法という方法を用いて麻酔をかけます。全身麻酔と違い、患者さんの意識はしっかりあります。手術中も周りとの会話は出来ており、この患者様は「気持ち良い」とおっしゃっていました。手術中の「口をあけてください」や、「お鼻でしっかり息してください」などの指示に協力していただきながら、インプラント手術を進めていきます。

麻酔医と協力しているのが、看護士の伊藤智美です。手術中に麻酔医の指示を受けたり、患者様の悪心、嘔吐などのケア、術後の回復状況のチェックを行います。手術前からご帰宅まで、責任を持ってサポートさせていただきます。

患者様はこの時点で気持ちが良いとおっしゃっていました。麻酔がかかっている最中も、周りのスタッフと会話をしています。


最初、患者様は緊張のため血圧が150くらいまで上がっており、患者様ご自身もびっくりされていましたが、手術直前には麻酔が効き緊張も解けて、血圧は110台までに下がりました。このようにして全身の偶発症、危険の回避を行います。


STEP8  手術
 
▲ 手術室の様子


インプラントは、清潔なものを体の中に入れていかなければならないので、通常の抜歯手術より厳密な滅菌環境が要求されます。使い捨てのガウン、専用グローブなど大量に使い滅菌環境を実現しています。
手術中も麻酔医と看護師が、患者様の状況に目を光らせ、手術範囲だけではなく、長時間寝ていることによる腰の痛みや、足の圧迫、点滴を取っている腕の動きなどに注意を払っております。

手術はおよそ1時間程度で終了します。



▲ 患者様 来院
STEP9  手術終了 リカバリー

インプラントが終わりましたら、手術中目を閉じている患者様のために、まぶしくないようにライトの光を落してのリカバリー(回復)になります。

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この時点でも患者様と麻酔医とは会話をし続けており、意識レベルのチェックが行われます。まだ患者様はボーとした感じがするとお話されておりました。手術中の痛みや、 口の中を触られている様子を聞くと全く記憶がないとのことです。


麻酔医の許可が出た後、術後のレントゲン写真を撮ります。看護師、衛生士に誘導されて撮影となります。



▲ 患者様 来院
STEP10  手術後の説明

リカバリー後、執刀医からインプラント手術の状況、手術中に起こった出来事、今後の注意事項について説明させていただきます。


通常はここまでで2時間程度になり、滞在時間のほとんどが麻酔のリカバリーや、消毒、説明時間で、実際に手術をしている時間は、長い方で1時間程度、短い方でしたら15分で終了いたします。


こののち、患者様の止血の確認後お迎えの方と一緒にご帰宅いただきます。お迎えの方に付き添っていただくのが一番良いのですが、無理な場合は当院提携タクシー会社にてお送りいたします。タクシーチケットを用意させていただいておりますので、ご利用ください。


STEP11  上部構造の作成
 

この患者様は、手術当日の機能回復をお望みになられましたので、ここからインプラント上部構造(人工の歯)の作成になります。
当日に入れる歯は、いわゆる仮の歯という状態ですが、義歯の利用を今日限りにしたいとご希望され、CTの結果骨の条件もよく、手術時の骨の硬さも十分であったため即日回復をいたしました。

ここから、仮歯の完成まで2時間くらいかかります。患者様には、雑誌を読んでいただいたり休憩していただいたりご自由に過ごしていただきます。


STEP12  治療終了
 

患者様は手術当日に歯が入り大変喜んでいらっしゃいました。

この後、食事に関する注意事項、麻酔後の注意事項、お手入れについてお話させていただきました。この患者様は腫れもほとんどなく、術後の痛みも「痛み止めを飲む程度で消える痛み」だとおっしゃっていました。

手術後の注意事項には、術者の携帯電話番号も記載されておりますので、何かございましたら24時間対応できるようになっております。

患者様は素敵な笑顔を回復され、タクシーにてご帰宅されました。


術前・術後の変化
▲ 術前・術後のお口全体の様子

▲ 術前・術後のお口の中の様子

▲ 術前・術後の自然な口元の様子

※ 治療の結果につきましては、個人差がございます。