常に安全で誠実な治療を提供するために
(歯科サンセール)

インプラント・オペの様子

▲ インプラント・オペの様子

オペが行われた歯科サンセール)(愛知県)

▲ オペが行われた歯科サンセール(愛知県)

インプラント・オペの取材

2009年3月17日(火)、愛知県の『歯科サンセール』にてサイナスリフト(上顎洞挙上術)とインプラントの埋め込みを同時に行う手術が行われました。
今回のオペは、『歯科サンセール』の院長、田ヶ原 昭弘先生が執刀、インプラント治療の世界的権威、Dr.クリスターソンによるオペのサポート及び指導が行われました。

インプラントネットでは、今回初めて実際のインプラント・オペの様子を取材し、手術後の田ヶ原先生にインタビューをさせていただきました。

ドクターの紹介

歯科サンセール 院長:田ヶ原 昭弘
田ヶ原 昭弘 院長先生

▲ 田ヶ原 昭弘 院長先生

プロフィール
1986年 九州歯科大学卒業
1993年 歯科サンセール開設 同院院長に就任

【先生の診療方針】

当院では、患者様にできる限り快適に治療を受けていただけるよう、痛みの少ない治療を行うことにも細心の注意を払っております。
そしてその場しのぎではなく、10年20年と長く健康で生活していただくためには何が必要かを常に考えて治療に 取り組んでおります。

オペ特別サポート 院長:Dr.クリスターソン [Dr. Lars Kristerson]
Dr.クリスターソン

▲ Dr.クリスターソン

プロフィール
1930年 スウェーデン生まれ
1954年 カロリンスカ・インスティテュート歯学部 卒業
「自家歯牙移植」を研究テーマとし、学位を取得。
1975年 ブローネマルク教授にインプラントを学ぶ。
1979年
マルモ総合病院の院長に就任(1995退任)
インプラント治療に取り組み、特に難症例の術式の改良に着手。

Dr.クリスターソンは、スウェーデンはもとより、ヨーロッパ各国、ブラジルそして日本各地での講演活動などを通じて研究発表や手術指導などをされています。 今回も、日本の歯科医師への指導のため、来日されていました。

オペの様子

滅菌された器具

▲ 滅菌された器具

Dr.クリスターソンによるオペサポートの様子

▲ Dr.クリスターソンによるオペサポートの様子

今回のオペは、上顎に1本インプラントを埋め入れるケースでした。

上顎の骨の上には、上顎洞という骨の空洞が存在します。そのため、上顎の骨が痩せてしまっている場合、インプラントを埋め入れようとするとインプラント体が上顎洞を貫通してしまうことがあります。その場合、インプラントを埋め入れるために、上顎の骨の厚みを増やす手術(サイナスリフト[上顎洞挙上術])が必要になります。今回のオペでは、このサイナスリフトとインプラントの埋め入れとが同時に行われました。

手術前は、先生方は精神を集中させていらっしゃる様子でしたので、手術中のオペ室も終始張り詰めた空気に満たされるのかと思いましたが、いざ手術が始まると、先生方は患者様に常にやさしく声を掛け、とても穏やかな雰囲気でした。患者様も落ち着いた様子で、安全を心がけた手術は順調に行われました。

院長先生にインタビュー

【安全な治療を提供するために】

田ヶ原 昭弘 院長先生

▲ 田ヶ原 昭弘 院長先生

今回のオペを取材させていただいた、歯科サンセールさんの『sincere(サンセール)』 とは、フランス語で 『誠実』 という意味です。

その名の通り、患者様と誠実に向き合い、信頼関係を築くことを何よりも大切にされているという田ヶ原院長先生。
患者様にとって安全で信頼できるインプラント治療を提供するために、常に知識や技術の研讃に励まれています。
今回の、インプラント治療の権威と言われるDr.クリスターソンによるオペのサポートも、そんな日々技術向上に努められる田ヶ原先生の熱いコールによって、実現しました。

―― 今回のオペでは、Dr.クリスターソンから、どのような指導を受けられたのですか?

「主に歯肉の切開線や縫合する順番など、とても基本的なことですが、普段忘れかけていた部分を改めて学ばせていただきました。あとは、あまりスピードを重視し過ぎず、焦らないことが最終的には患者様のためになるとおっしゃっていました。先生は患者様が緊張しないようにと常に気を遣っていらっしゃるんですね。日本語はお話になりませんが、患者様の緊張をやわらげようと鼻歌を歌いながらオペされたりする。そういう、常に患者様の気持ちや立場を考えた治療を、私もこれから続けていきたいと思っております。」

オペ後の2ショット

▲ オペ後の2ショット

―― 患者様にとって安全で良いインプラント治療とは?

「まず、インプラントがしっかり骨と結合することが大切です。そのためには、しっかりとした診断と、オペの技術が必要です。ですから、今後も常に患者様に納得していただける治療を提供できるように、海外の研修会や学会などで研讃し続けていきたいと思っております。また、長持ちするインプラントが患者様にとって良いインプラントです。ですから、見た目に美しいだけでなく、清掃性の高い、ブラッシングのしやすい仕上がりになるよう心がけています。」

インプラントの悩みを解決!! 歯医者さんの無料相談