ドクター選びのポイント

海外、大学病院、クリニックの3つでインプラント治療に携わってきました。その経験から、どのような医院でインプラント治療を受けるのがベストかをお答えします。

ドクター選びのポイント

基本的な外科手技(※下記参照)をマスターしているドクターに、インプラント治療をお願いする方がよいでしょう。
日本では、残念ながらまだまだ海外ほど、インプラント治療を臨床実地で十分学ぶ場が用意されていないのが現状です。インプラントは、外科的な治療技術の他、細胞学の知識も必要とされます。本来であれば、インプラントは正常な組織に行う治療なので術後の痛みは殆ど出ないはずで、5〜6本の埋入手術であれば、術後に痛み止めを飲むケースは20%以下です。
また、埋入にかかる時間も20〜30分くらいで完了させなければなりません。なぜなら、歯肉を切開し、骨面を露出させた状態が長く続くと、細胞が乾燥し死滅してしまうからです。外科的侵襲を極力抑えた埋入手術が術後の経過を左右するのです。
国内ではまだまだ臨床を学ぶ場が少ないので、分かり易い一つの目安として、やはり『海外の学会などに積極的に出席している先生がよいと思います。とはいえ、海外の学会に出席するとクリニックを1〜2週間あけなければなりません。開業している先生は、日本の保険点数制度などにより、なかなかこの1〜2週間医院を開けることが出来ないことがあります。しかし、毎日自分のクリニックで治療していると、自分自身の治療方法の間違いに気づくことが出来ず、間違いを繰り返してしまいます。こうした悪循環を意識的に防ごうとしているドクター達は、海外にてインプラント治療の技術や知識を吸収しようとしています。

※基本的な外科手技…「外科的な治療経験のある先生」という意味です。
インプラント治療は歯ぐきを切り骨を露出します。そしてその骨を切ります。その後、歯肉を縫いあわせます。日本の歯科医の多くは、今まで歯を削ったり物を詰めたりする治療が毎日の治療パターンで、歯ぐきを切り骨を露出しますような経験をしていません。1度開業すると、やりつけない外科手術を1人でやる危険なことはしません。

私が以前にインプラントを広めるため、大手の歯科器材メーカー主催で全国の有名な先生約20名集まっていただき、模型実習をしましたが、まともに歯肉を縫いあわせまることの出来る先生は少ない状態でした。

インプラント治療に関する教育の現状と問題点

これからインプラント治療を始めるドクターは、どうやってインプラントについて学んでいるかご紹介します。

  1. インプラント治療を行っている先輩ドクターの元で実習アシスタント等を行い、臨床経験を積みます。
  2. インプラント治療を行っているドクターのスタディー・グループや研究会に所属し、様々な症例について学びます。
  3. 日本では、現在でも学生教育の中にインプラント治療の臨床実地教育時間はほとんどありません。ただ授業で本や図、写真で見るだけの教育です。海外のように、手術を見学するような教育をしているところはないようです。もし、大学のインプラント科や口腔外科に残っても、インプラント治療を実際に行えるのは3〜5年以上在籍してやっと治療にかかわることができるのです。
  4. インプラントの認定証書などは公式なものは少なく、業者の認定書などは1〜2日でもらえますし、また出席しなくても会費を払えばいつでももらえます。
  5. 現実にあるケースですが、治療経験の少ないのにある会社のインプラント認定医療医院とホームページで広告している例もあります。

回答して下さったのは、こちらの先生です!


吉峰歯科医院  吉峰一夫院長先生
東京都渋谷区東1-27-4-4F
TEL:03-3400-8166

医院の紹介ページ
 

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