あおぞら歯科 医院HP

当院でのインプラント治療は、何らかの理由によって失われてしまったご自身の歯を、代わりに歯科用インプラントを土台とした人工の歯によって補う治療法です。現在インプラント治療は公的医療保険が適用できない治療法となりますし、外科手術が必ず必要となります。

口腔内の状態は個人によって異なるため、各個人の状態に沿って治療計画を作成して治療を進めていくことになります。
その中で実際に患者様の顎の骨に埋め込むことになるインプラント本体については、長期間の安定性や、様々な評価などを踏まえた上で、当院ではアメリカのメーカーが製造する製品を採用しています。
使用するインプラントの性能など、詳しくは医院にてご説明しますので、ご来院の際にご確認ください。

抜歯を伴う治療の場合は、抜歯後、約1〜2ヵ月の治癒期間が必要となります。
その上で、歯槽骨(顎の骨)の状態を確認したのち骨造成が必要かどうかをチェックします。

歯槽骨が少なく、骨造成が必要と判断した場合は、手術後、4ヵ月ほど骨を増やそうとしている部分が安定するまでの治療期間が追加されます。

当院では、インプラント治療では2回の手術を必要とする方法を取っています。
1次手術ではインプラントを顎の骨に埋め込む治療を行いますが、手術の翌日から翌々日後に消毒や経過観察のためにご来院いただき、1〜2週間後に抜糸とういう流れになります。
2次手術までは、上顎の場合は約4ヵ月、下顎は約3ヵ月、インプラントと歯槽骨が結合するための期間を待つことになります。

しっかりとインプラントが結合したのが確認出来たら、2次手術として、歯茎に埋め込まれた状態から、インプラントの頭の部分を出す手術を行います。
手術後は、歯茎の傷が癒えるまで約2週間ほどの期間を置き、インプラントの土台、被せ物の型取りを行います。
型取り後は、人工の歯となる部分を作成するためにさらに約2週間ほどのお時間をいただきますが、作成した土台、被せ物の装着がされればインプラント治療は完了となります。
治療後は定期的に日々のケアやメインテナンスなどしていただくことで、インプラントを長くご利用いただけます。

当院では、ガイドデント社の10年保証に加入しています。
インプラント治療は自由診療のため費用が高いため、患者様にとっては治療後の品質が気になる方もいらっしゃると思います。インプラントを埋め入れた部分が歯周病に似ている「インプラント周囲炎」という症状にかかったり、強い歯ぎしりで上部構造やインプラントが破損したりする可能性があるため、治療した後もそういった心配の声をいただきます。

保証対象はインプラントそのものだけでなく、上部構造(人工歯)の部分も含まれます。保証限度額はインプラントが20万円、上部構造が10万円です。
また、転居などによるアフターフォローも可能です。もし患者様が引っ越したり、当院に何か起こったりした場合も、次に受診された提携病院で保証を引き継げます。

ただし、保証を受けていただくには決められた頻度でメンテナンスを受ける必要があります。インプラントを埋め入れて1〜2年目は、1年間に2回以上、3〜10年目までは1年間に1回以上のメンテナンスを受けることが条件となります。
治療後も安心してインプラントをお使いいただくためにも、インプラント10年保証を付けられることをおすすめします。