松田歯科医院 (神戸インプラントセンター併設) 医院HP

インプラント治療についての習熟

患者様により良いインプラント治療をご提供できるように努めています。
インプラント治療は歯科治療の一種であり、特殊な治療ではないと考えています。
しかし、インプラント治療を患者様が受けられたからと言って、必ずしも快適な結果になるとは言い切れません。
当院では担当の歯科医師が、患者様のお口の中に最終的に入れる歯の設計を意識の上、インプラント手術を行い、歯を入れるまでの治療を受け持ちます。途中で担当する歯科医師が変わるということはありません。

歯科技工士とのリアルタイムでの連携

院内には7名の歯科技工士が常駐しています。
当院では歯科技工士もカウンセリングや適応診断時に、患者様のお口の中を直接拝見し、製作する歯の形態・色・機能・お顔とのバランスなどを歯科医師と共に検討できるような体制を整えています。
これにより、患者様の口腔内の情報だけでなく、姿勢や首の骨、しゃべり方などからも情報を集め、より良い補綴物に役立てています。

研究を続ける症例検討会の実施

毎週金曜日に症例検討会を院内で実施しています。かなり重要な時間だと考え、当院ではなくてはならないものになっています。
患者様の病状や、希望、患者様にとって最高で最適と感じていただける治療プランを導き出すには、様々な分野での支点で意見の交換が大切だと考えています。
こういったことを繰り返すことなどで、患者様それぞれの治療プランを作り、より快適に感じていただけるような治療プロセス、治療のゴールを目指し、より長くその状態が続くようサポートに努めています。

複数の診断を行います

当院では治療に先立ち、現在の口腔内に関するお悩みを担当となる歯科医師がしっかりと時間をかけて伺います。
その際には問診及びX線診査・カラー写真・歯型採取など多岐に渡る検査項目となります。
初診は検査のみの対応となります。ただ、特に痛みがあるなど急性の症状がある場合はお申し付けください。

患者様から伺ったお話や検査の結果は、担当の歯科医師を中心に、ほかの歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士など当院のスタッフ全員での症例検討会を行い、各々専門分野の立場から意見を出し合うことができ、様々な治療プランを検討していきます。

痛みを抑えた治療への取り組み

インプラント治療は外科手術を伴うため、痛みを心配される方もいるのではないでしょうか?
当院では、麻酔の担当師による「静脈内鎮静法」を行うことで、意識はうっすらとリラックスした状態となりますが、これにより痛みや恐怖心といったものを抑えた状態で治療を受けていただけます。
また、手術後の痛みは鎮痛剤で抑えられますが、飲酒・入浴・激しい運動などは避けていただくようにご案内させていただいています。それ以外は通常通りの生活を送っていただけます。

インプラント・クラウンブリッジ

通常のインプラント治療で歯を失った部分の歯を補う治療になります。
歯を1本失った分から治療を行うことができますし、連続して隣り合った歯を複数本失ってしまった場合などは、ブリッジ治療のように、歯を失った部分の両端にインプラントを埋め込み、橋渡しのように治療を行うことも可能です。

インプラント・オーバーデンチャー

総入れ歯をインプラント治療の併用で固定する方法です。
2本から4本のインプラントを埋入し、入れ歯の裏側と連結することで、入れ歯を動かないようにしっかりと安定させることができます。
総入れ歯を長くご利用されている場合、顎の骨がやせてしまい、入れ歯の調整により入れ歯を安定させることが難しくなり、しっかり噛めないまま我慢して入れ歯を使用していることがあります。
しかし、インプラント・オーバーデンチャーであれば、入れ歯が外れないので噛む機能の回復を目指せます。

All-on-4

インプラント治療では、使用するインプラントの本数が多くなればそれだけ費用が掛かります。
しかしAll-on-4という治療法の場合は、最低4本(場合によっては6本)のインプラントを埋め込み、片顎分の義歯を支える方法です。
インプラントの本数を抑えて治療ができるので、患者様の費用の負担を軽減できます。
ただ、残っている顎の骨の状態によっては適用できない場合もありますので、ご希望の場合は一度医院にてご相談ください。

即時埋入・即時負荷

通常は抜歯を伴うインプラント治療の場合、抜歯した部分が治癒してからインプラント手術を行うので、治療にはその分の治癒期間が含まれます。
しかし、即時埋入・即時負荷といった治療の場合は、抜歯した後インプラントを埋め込むことで、外科処置の回数を軽減でき、また、抜歯後の治癒期間を待つ必要がない分治療期間を短縮し、インプラント治療を受けられます。
ただ、すべての方に適用できる治療法というわけではなく、顎骨の状態によっては対応できない場合もあります。

骨造成術

骨が少なくインプラントをしっかりと支えられないような場合に、骨造成術を行います。
骨の厚みや、幅が少ない部分に人工骨などの骨補填材を埋入しインプラントを支えられるようにします。
また、骨の横幅が不足している場合は、骨に割れ目を入れ、専用の器具で割れ目を押し広げることでインプラントを埋め入れる方法などもあります。