こじまデンタルクリニック医院HP

和歌山県和歌山市新堺丁2

医院のこだわりと特徴

専門技術を身につけた歯科医師が担当します

当クリニックのインプラント治療の特長としまして、インプラント治療・歯周病治療・補綴(ほてつ)・矯正治療といった治療を連携して治療を行っております。
患者様の症状や要望に応じて、インプラント治療をはじめ、それぞれの専門技術を身につけた歯科医師が担当させていただいております。
「ただインプラントを入れる」といった一部分の治療だけではなく、一口腔単位を総合的にとらえた治療を提供することを心掛けております。

当クリニックのインプラント治療

インプラントとは

インプラントは、乳歯、永久歯に続く「第三の歯」ともいえるような、天然の歯により近い状態に改善の期待ができる治療法です。
歯を失ってしまった部分に人工歯根(インプラント体)を顎の骨に植立し、その上に人工歯(被せ物)を取り付けます。人工歯根を顎の骨と結合させることで天然の歯と同等の噛む力を取り戻すことを目指します。

インプラントがなぜ第三の歯と呼ばれることが多いのかというと、インプラントの構造がブリッジや部分入れ歯などの治療法と異なるからです。ブリッジや部分入れ歯は残っているご自身の歯を利用する治療法ですが、インプラントは顎の骨に人工歯根を植立し、その上に人工歯を取り付けることで残っている歯に影響を与えず、歯冠と歯根の両方、つまり歯全体の機能を回復させる治療法というこが理由です。

インプラントの特徴

メリット

・噛む力が天然の歯に近い
インプラント体を顎の骨に植立し、顎の骨に結合しているので天然の歯と同様の噛む力を取り戻すことが期待できます。

・周囲の歯を傷つけない治療法
インプラント単体で機能するため、ブリッジのように前後の歯を削ったり、部分入れ歯のように前後の歯にバネをかけたりする必要がありません。つまり、歯を失った部分のみを処置することでの対応が可能です。

・きれいな仕上がりを目指せる
セラミックやジルコニアなどの素材を上部構造に選択すれば、審美性が期待できます。また、インプラントが顎の骨に適度な力、刺激を加えるため、顎の骨が痩せるのを防ぐ効果も期待できます。
デメリット

・治療期間が比較的長い
顎の骨に植立したインプラント体が骨と結合するのに3ヵ月～5ヵ月ほどかかります。その後、上部構造の人工歯を取り付けますので、トータルで4ヵ月～6ヵ月ほど治療期間を要します。

・全ての方が治療を受けられるわけではない
糖尿病や心臓病など全身疾患の有無、状態によってはインプラント治療が行えないことがあります。インプラント治療を希望される方は主治医とご相談していただく必要があります。

・公的医療保険が適用されない
インプラント治療は自由診療扱いのため、公的医療保険が適用されません。また、使用するインプラントメーカーの種類や本数、人工歯に使用する素材の種類によって費用は異なります。

インプラント治療後のメンテナンス

インプラントを長持ちさせるためには治療後の定期的なメンテナンス、クリーニングがとても重要になります。

インプラント治療後のトラブルの原因のひとつで「インプラント周囲炎」という歯周病に似た病気があります。
自覚症状が少なく、病気の進行が速いのが特徴で治療せずに放置していると、インプラントを支える骨が溶けてインプラントが抜け落ちてしまうことがあります。したがって、治療後はインプラント周囲炎にならないための定期的なメンテナンスが重要となるのです。

当クリニックでは特定非営利活動法人日本歯周病学会認定医の資格を有した院長、または指導を受けている歯科衛生士が担当させていただいております。
長い治療期間と高額な治療費がかかるインプラント治療ですので、定期的なメンテナンスを受けていただき、少しでも長く機能させることができるようにしていきましょう。

当クリニックのインプラント治療の流れ

診断と治療計画

レントゲンや歯型の模型などを参考にし、インプラントを植立する部位や顎の骨の状態を十分に診断したあと、治療計画・説明を実施させていただきます。
インプラント植立

顎の骨の条件に合わせたインプラント体を植立します。
骨との結合を待つ

インプラント体と骨がしっかりとくっつくまで3ヵ月～6ヵ月待ちます。インプラント体と骨との結合が確認できたら、連結パーツ(アバットメント)を装着し、仮歯で噛み合わせや見た目などの調整を行います。
人工歯の装着

仮歯での噛み合わせや見た目などの調整が終了したら、最終的な人工歯を装着して完成となります。