インプラントの構造を理解しよう!
![]() インプラントを埋め入れる外科手術や骨移植は、歯茎を切って顎の骨を削りますので、手術直後に、腫れ、痛み、皮下出血、出血が長引くなどが起こることもあります。そのなかでも痛みや腫れが現れやすいようで、術後不安になり、当サイトに問い合わせされる方が多くいらっしゃいます。ここでは、痛みと腫れについて、痛みや腫れを軽減するための注意点、歯科医院に連絡した方がよい症状などについてご紹介します。 |
手術による痛みと腫れはどのくらい続くの? |
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![]() ▲骨を増やす手術 術後の痛みや腫れは、骨を増やす処置を行ったり、手術範囲が大きかったりすると起こる可能性はより高くなります。このような症状は、時間の経過とともに緩和していくことがほとんどで、治まるまでに5〜10日を要します。 術後の経過を不安なく過ごすために次のことを事前に聞いておかれることをお勧めします。
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痛みや腫れを軽減するための注意点 |
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![]() (1) 処方された薬をきちんと飲みきりましょう。治療後に処方される薬の種類は、歯科医院によって異なり、また、手術内容や健康状態に応じて、内容や量が変わることもあります。術後には、主に痛み止め、抗生剤、消炎剤などが処方されます。内服薬として処方された薬は、指定通りに飲みきりましょう。特に抗生剤は、指定された間隔で飲むことによって効果を発揮します。飲み忘れると殺菌効果を期待できなくなりますので、注意しましょう。 (2) お口の中を清潔に保ちましょう。手術部位以外の自分の歯は通常通り磨き、食べ物をお口の中に停滞させないようにして、清潔に保ちましょう。しかし、手術後2〜3日は、傷口のかさぶたが剥がれて再び出血することも考えられますので、強いブクブクうがいは控えましょう。歯磨き粉やうがい薬の使用については、歯科医師によって使用するしないの指示が異なりますので、確認を取っておくとよいでしょう。 |
歯科医院に連絡した方がよい症状 |
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次のような場合は、歯科医院に連絡し、症状を伝えて指示を仰ぐとよいでしょう。
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多くの場合に、手術から1週間〜10日後に抜糸が行われますが、それまでは違和感や不快感をもつことが多いようです。そのほとんどは一過性のもので、治まっていくことがほとんどです。傷口の状態が気になっても、指や歯ブラシで触らないようにし、新たな傷口や感染を起こさないようにして過ごしましょう。 |
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