入れ歯が合わず食事が満足にできなかった場合の症例

入れ歯が合わず、しっかり物を噛むことができなかったり、食事の度に物が挟まって気持ち悪いと感じられる場合のインプラント治療の症例です。

更新日:2019/09/27

■目次

  1. 「とにかくしっかり噛みたい」というご要望の患者様 (73歳 女性)
  2. 数本残った歯
  3. インプラントを2回に分けて埋め込む
  4. 最終的に人工の歯が入ります

「とにかくしっかり噛みたい」というご要望の患者様 (73歳 女性)

下の入れ歯が動いてしまって、しっかり物を噛むことができない、食事の度に物が挟まって気持ちが悪いと、入れ歯に対して抵抗が感じられる患者様がインプラント治療をした症例です。

数本残った歯

手術前の写真

上の顎に4本、下の顎に3本の歯が残っている状態です。 今後良い状態でで残りそうな歯は1本だけということがわかり、「しっかり噛めるようになりたい」という強い気持ちから、全て抜歯してからインプラント治療にすることを決断されました。



インプラントを2回に分けて埋め込む

インプラントを2回に分けて埋め込む

インプラントが埋め込まれた様子です。様子をみながら進めたいとい患者様の希望があったため、上の顎と下の顎を二回に分けて手術を行っています。
上の顎の手術をしてから三ヶ月後に下の顎にインプラントを埋め込みしました。

最終的に人工の歯が入ります

最終的に人工の歯が入ります

自分の歯と同じような見た目になりました。 この患者さまの場合、インプラントの歯を少し大きめに作ることで、唇のしわも解消できました。 上の顎を邪魔していた入れ歯がなくなり、以前に比べ快適に食事をすることができます。
メンテナンスのため、3ヶ月に一度の通院は欠かせません。
毎日のお手入れもとても大切です。





※治療結果は、患者様によって個人差があります。


記事提供

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。