インプラントを受ける準備のための手術

Q補助手術ってなんですか?

Aインプラント手術が出来るようにするために行う手術です。



インプラント治療を受けるために、手術が必要になる場合があります。主にインプラントを入れるときに土台となる骨やその周辺の環境を整えるために行うものです。
インプラントと同様簡単な手術で済むものが多いので、あまり不安がらず受けてみましょう。

土台の骨を育てるGBR
インプラントを埋め込む際、その土台となる骨(歯槽骨)の厚さが薄い事があります。これは個人差によるものや、歯が抜け落ちたせいで骨が痩せてしまう場合など様々ですが、このままインプラント治療を行うと、骨が割れてしまったり、インプラントがぐらついたりすることがあります。そこでインプラントを埋め込むのに耐えられる厚さまで再び骨を育てるための治療方法がGBR(骨誘導再生)です。

普通、何らかの原因で歯を支える骨を失ってしまった場合でも新しく骨が作られます。しかし、骨が新しく作られるスピードよりも歯ぐきなどの周りの肉の方が治るスピードが早いのです。

そのため骨が生えてくるスペースに歯ぐきの肉などが入り込んでしまい骨の治りを邪魔してしまう場合があります。

そこで骨と歯ぐきの間に人工の膜を使ってふたをします。すると骨が育つまでの場所を確保することができるので、インプラントの土台となるための骨をしっかり作ることができるのです。

このようにインプラントを埋め込むための土台となる骨が足りないときに、きちんと骨を育ててやりインプラント治療を可能にするのがGBR治療なのです。

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▲ インプラントの土台の骨にはある程度厚みが必要です

歯を支えるためのGTR

歯周病で溶けてなくなってしまった歯の周りの"歯を支える骨"を新しく作り素の状態に近づける治療です。

最初に溶けてなくなってしまった部分の周りをキレイに洗います。ばい菌が増えるのを防ぎ炎症等を起こさないためです。洗い終わると、欠けた部分に人工の膜で蓋をします。これは硬い部分に、その周りの柔らかい部分が混ざらないようにするためです。

それにより歯を支える骨の部分だけが作られるようにスペースを確保できるのです。そして。4〜6週間経ったときに、歯を支える骨がきちんとできたことを確認して人工の膜でしたふたを外します。

このように、歯の周りの硬い部分をきちんと生やす治療のことをGTR法と言います。また、治療でふたをするのに使用する人工の膜の種類によっては歯を支える骨が作られるのに3ヶ月〜6ヶ月かかることもあります。


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再生された歯根膜


再生された新生歯槽骨
5.数ヶ月で、まだ未熟ですが、新しい歯根膜と歯槽骨が再生されます。このような再生療法は、非常にデリケートで、患者さんの忍耐も要求されます。治療中の口腔衛生管理はもちろんのこと、治療後も二度と歯周病に侵されないように、徹底した口腔衛生管理を心がけましょう。


土台の骨を造るサイナスリフト

サイナスリフトとは、「上顎洞挙上術」のことです。

上顎洞とは、左右の鼻の奥に広がる大きな穴のことで、これは歯でいうと奥歯の上の辺りにあります。これは人によって大きさが異なります。


また、歯を失ってしまうと、それを支えていた周りの骨が無くなってしまうことから上顎洞との距離が近くなってしまうことがあります。これが進むと上顎と上顎洞の間隔が狭くなってしまいます。あまりに狭くなるとインプラントを埋め込む時に充分なスペースが確保できなくなり、上顎洞の底を突き破ってしまいかねません。

こんな時、インプラントを埋め込むためには、上顎と上顎洞の間に必要なスペースを作る必要があります。

そのために上顎洞の底を押し上げ、そしてそこに骨の代わりとなる材料を流し込みます。骨の代わりとなるとなる材料は自分の骨か、人工の骨のもととなるものでできています。

このようにインプラントを埋め込む時に上顎と上顎洞の間隔が狭い場合に、上顎洞を底上げして、インプラントを埋め込むためのスペースを作る治療方法のことをサイナスリフトと言います。

最後にインプラントを埋め込むタイミングですが、スペースを作るのと同時または骨の代わりとなる材料が固まるのを待ってからインプラントを埋め込みます。ほとんどの場合スペース作りとインプラントの埋め込みは同時にできるのですが、上顎と上顎洞の距離があまりに近い場合は骨の代わりとなる材料がしっかりと固まってからインプラントを埋め込む場合もあります。





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