費用の比較 ― インプラント治療とブリッジ

歯を1本失った場合の治療費用

歯を1本失った場合

失った歯の治療には、インプラントブリッジ、部分入れ歯の三つの選択肢があります。ここでは、歯を1本失った際に、インプラント治療を行った場合にかかる費用と、ブリッジ治療を行った場合にかかる費用を比較してみましょう。
治療を選択する際の参考にしてみてください。

インプラント治療の場合

インプラント治療(例)
▲インプラント治療(例)

インプラント治療は、歯を失った部分に人工歯根(チタン)を埋め入れる外科手術を伴う治療方法です。健康保険適応外のため、全額自己負担(自由診療)で治療を受けることになりますので、費用が高額となりますが、周囲の歯に負担をかけることなく、歯本来の機能や見た目を取り戻すことができる治療法です。
治療期間は、約3〜6ヶ月間です。(骨の状態によって、治療期間は異なります。)

■歯を1本失った場合のインプラント治療の費用例
術前検査・診断料
15,000〜50,000円

内訳:お口の状態の診査・レントゲン撮影・歯形の模型作製・お口の写真撮影・診断料

インプラント手術費用
100,000〜350,000円
内訳:インプラント・アバットメント・服用薬・技術料・その他設備、機器使用代
補綴(人工歯)費用
100,000〜150,000円
内訳:人工歯・連結するネジ代、または接着するセメント代
費用総額相場
300,000〜400,000円
メインテナンス ■治療後にかかる費用 ― メインテナンス費用

治療後は、お口のトラブルを未然に防ぐために、お口の状態の確認や歯のクリーニングなどの定期的なメインテナンスが必要となります。事前に、メインテナンスにかかる費用と通院回数について確認しておきましょう。お口全体のメインテナンスを30分〜1時間とした場合の費用の相場は、3,000〜10,000円です。

ブリッジ治療の場合

ブリッジ治療(例)
▲ブリッジ治療(例)

抜けた歯の両隣の歯を削って、3歯分の人工歯(ブリッジ)を被せることで、抜けた1本分の歯を補う治療方法です。両隣の歯に負担をかけてしまいますが、健康保険で治療ができるため、費用を抑えることができます。
治療期間は、約1〜3ヶ月間です。(両隣の歯の状態や、抜歯した部分の傷の治りによって治療期間は異なります。)

■歯を1本失った場合のブリッジ治療の費用例(保険治療3割負担の場合)
術前検査・診断料
2,500〜3,500円
内訳:お口の状態の診査、レントゲン撮影、お口の写真撮影、診断料
両隣の神経の治療費用
3,500〜5,000円
内訳:神経を取る処置、神経の消毒、神経を取り除いた部分に薬を埋める処置
※歯の状態によっては、神経を取らずに治療が出来ることもあります。
補綴(人工歯)費用
13,000〜23,000円
内訳:コア(土台)入れるための切削、土台の型取り、土台の接着、土台の形を整えるための切削、ブリッジの型取り、ブリッジ代、ブリッジの接着
費用総額相場
20,000円〜33,000円

なお、被せ物の見た目や使用感を求める場合や、治療により精度を求める場合は、保険診療は適用されず、自由(保険外)診療となります。費用は歯科によって異なりますが、上記の費用の10〜12倍ほどでしょう。

メインテナンス ■治療後にかかる費用 ― メインテナンス費用

治療後は、被せ物と歯の間に汚れが溜まり、虫歯や歯周病が発生しやすいので、半年に一度はお口の状態のチェックと歯のクリーニングを受けることをお勧めします。お口全体のメインテナンスを15〜30分した場合の費用の相場(保険診療3割負担)は、1,000〜3,000円です。