インプラントとブリッジ 入れ歯の比較

インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する治療説明『インプラントとブリッジ、入れ歯の比較』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/09/18

■目次

  1. インプラントとブリッジ、入れ歯の比較
  2. インプラント
  3. 入れ歯
  4. ブリッジ

インプラントとブリッジ、入れ歯の比較

歯の大切さは言うまでもありませんが、私たちの奥歯は一本で約50kg、成人の体重を支えるほどの強さがあります。このように強い歯が、むし歯や歯槽膿漏に侵され、失われていくに従いものを噛み砕く力、つまり咀嚼能率は徐々に低下してしまいます。奥歯を一本失うと噛む能率(咀嚼能率)は30?40%も低下してしまいます。


  不幸にして歯を抜かなければならなくなったとしても、できるだけ少ない本数で止めておきたいものです。安易に健康な隣の歯を削って信頼性の低い銀歯で被せてしまうことで、むし歯や歯槽膿漏になりやすい環境を作り出し、将来より多くの歯を失うことになる可能性があります。入れ歯にした場合でも、入れ歯を引っ掛ける歯に過大な力が掛かり、結局抜け落ちてしまいます。


  例えばニューヨークでは、歯を失った場合の大半はインプラント治療が行われています。失った一本の歯のために両隣の健康な歯を削ってブリッジにすることはしません。インプラントは第一選択であり、さらに自然で審美的な治療が要求されています。


  高いレベルにある歯科医師の技術には、日本もアメリカも大差はありません。しかし、人工歯などを作る歯科技工師の技術になると日本のほうが上だと思います。それなのに日本では歯科治療の大半が信頼性の低い銀歯でかぶせてしまいます。そのために将来、隣の歯がむし歯や歯周病でダメになってしまいます。

 歯はドミノ倒しと同じように、ひとつ倒れてしまうと次々とだめになり、最後には総入れ歯になってしまいます。さらに、かみ合わせが安定しない不正咬合のために、体調がすぐれず精神的安定感を失いがちです。不正咬合はアゴの変形を招き、ときには口唇がゆがみ、口の周りにしわが寄ることもあります。やがてこの変形が姿勢にまで及ぶと様々な全身症状(咬合由来症)を引き起こすことが知られてきました。

 このような状態から元に戻すことはとても難しく、医者の高度な技術と観察力、患者の根気強い回復への強い思いと努力が必要です。一方、私たちの体は使わなければ衰えていきますが、もう一度使えるように治療すると、失われた機能が発達回復するようにできています。いわゆるリハビリがそれです。

 インプラント治療は、ただ噛めるようになるだけではなく、全身的、精神的に大きな効果が現れてきます。おかしな話ですが自分の歯よりも噛める感じがします。一度衰退した筋肉や神経が徐々に回復してきて体に力が入るようになるからです。表情は豊かになり、頬に張りがでて、唇も引き締まってくるのが分かるはずです。かみ合わせが安定することにより、精神的安定感も良くなってきますので集中力が増してきます。かみ合わせを安定させると学習能力が向上し、ゴルフのスイングが安定してくるのはこの為です。


  入れ歯やブリッジも決して悪い治療ではありませんが、インプラント以上の効果が期待できません。また、治療することにより他の歯を傷つけてしまい、引き抜くような力が掛かってしまうので治療の限界が見えています。

しかし残念なことに、日本ではまだまだインプラントを完全否定なさる歯医者さんが多くいます。

インプラント

[ 長所 ]
・かみ合わせの安定を長期間保つことができる。
・失った歯の数が多い場合にも咀嚼能力を回復できる。
・健康な歯を犠牲にする必要がない。
・自分の歯と同じように見える。
・自然の歯と同じような機能が期待できる。
・失った部分のアゴの骨がなくなるのを防ぐ。
・適切にケアすれば十分長持ちする。
[ 短所 ]
・治療期間が長くかかる。
・手術が必要とするため適応とならない場合がある。
・比較的費用がかかる。
・高度な熟練、滅菌システム、精度の高い技巧操作などが必要である。

入れ歯

[ 長所 ]
・短期間であれば、咀嚼機能をある程度回復できる。
・比較的短期間のうちに機能回復ができる。
・病気がちの方でもケアしやすい。

[ 短所 ]
・入れ歯を支える骨や歯の喪失を招きやすい。
・新たに歯を喪失する危険性が増す。
・長期間の使用によりアゴの骨が次第に失われる。
・数年ごとに作りかえ、または調整を必要とする。
・安定したかみ合わせを長期間維持することが出来ない。
・装着による違和感を生じやすい。
・自然な外観を損ねることが避けられない。
・発音が思うように出来ない場合がある。
・アゴの骨がやせた人の場合には安定が得られにくい。

ブリッジ


[ 長所 ]
・自然の歯と同じような外観を回復することが出来る。
・自分の歯と同じように咀嚼できる。
・かみ合わせを回復することができる。

[ 短所 ]
・土台となるしっかりとした歯が両側にないと出来ない。
・失った歯の数が多いと治療できない。
・土台となる健康な歯を削らなければならない。
・土台にした歯に負担がかかる。
・複雑になるので清掃性が悪くケアしにくい。
・歯周病になりやすい。
・新たに歯を喪失する危険性が増す。
・セラミックを使った審美性の回復には保険の適用を受けることが出来ない。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。