治療中に起こりうる様々な症状 〜インプラント手術中〜

インプラント手術中に起こりうる症状

インプラント治療は、歯茎を切って顎の骨にインプラントを埋め込む外科手術が必要です。麻酔を使った外科手術のため、患者様によっては、この手術中に様々な症状を引き起こす可能性があります。ここでは、Q&Aで多く相談があった、手術中に起こりうる症状を取り上げました。事前にどのような場合にどんな症状が起きるのか知っておき、不安をなくしてから治療に臨みましょう。

呼吸困難や意識がなくなることについて

治療に対する緊張や不安、恐怖感から、麻酔後、頭痛手足のしびれ動悸めまい呼吸困難、ひどい場合には意識がなくなるなどの症状がでる場合があります。これは、歯茎に痛み止めの麻酔を行ったことからくる「痛み」や、痛み止めの麻酔に含まれる血管を収縮する作用で心拍数が増えることからくる「激しい動悸」などが引き金となっている場合が多いようです。麻酔後の動悸については、通常は1分くらいで落ち着くので心配はいりませんが、不安や恐怖感が強いと、呼吸困難になってしまうケースがあります。

対策1 事前に歯科医師に相談
過去の治療で激しい動悸がでたり、気分が悪くなったり、過換気症候群(精神的な不安からくる過呼吸)などの症状が出たことのある方は、インプラント治療をはじめる前に、歯科医師と治療の進め方についてきちんと相談しましょう。また、このような症状は、治療上で何か不安な点がある場合に起こりやすいので、何か気になることがあれば、歯科医師やスタッフに伝えるようにし、一人で抱え込まないようにしましょう。
※ごくまれに、麻酔薬のアレルギーによって、このようなショックを起こす方もいらっしゃいます。このような場合は、全身管理が可能な総合病院で治療を受けられることをお勧めします。

笑気吸入治療法(例)
▲ 笑気吸入治療法(例)

対策2 鎮静法を利用
痛みに対して強く不安がある方は、痛み止めの麻酔の前に鎮静法(静脈内鎮静法笑気吸入治療法など)を受けられる場合があります。鎮静法とは、手に点滴、または鼻に吸入器をつけ、薬をながすことで緊張や恐怖感が無くなり、心身がリラックスして穏やかな気持ちになる治療法です。全身麻酔とは異なり、鎮静状態から回復するのが早いため、入院の必要がなく、その日のうちに帰宅することができます。当日体調が悪かったり、持病を持っている、などの理由で、鎮静法が受けられない場合は、痛み止めの麻酔の時に感じる痛みを軽減する方法もありますので、歯科医師に尋ねてみましょう。

手術による痛みについて

痛みを和らげる鎮静剤インプラントを埋め込む手術は、歯茎に痛み止めの麻酔を注射してからはじめます。ですので、手術中は、ほとんどの方が痛みを感じることはありません。痛みを感じた場合には、麻酔の注射を追加すれば治まります。手術後は、2時間ぐらいで麻酔の効果が切れるので、処方される鎮痛剤を早めに飲むことをお勧め致します。手術後の痛みは、そのほとんどが処方される鎮痛剤で緩和される程度です。

痛み止めが効きにくい方
患者様のなかには処方された痛み止めの服用量では効きにくい方もいます。その際は歯科医師に痛みの程度を伝え、薬の服用量や回数について、新たに指示を受けましょう。

歯茎を縫合した方
歯茎を糸で縫う治療を受けた方は、その違和感が痛みのように感じる場合もあります。抜糸をすれば突っ張り感などの違和感が取れ、落ち着くことがあります。手術後から4〜6日経っても、激しい痛みが続く場合は、そのほかの原因が考えられますので、歯科医師に連絡しましょう。

注意!!ぜんそくをお持ちの方へ
過去にぜんそくになったことがあると、歯科医師には伝えましたか?痛み止めの服用薬の中には、ぜんそくを引き起こす成分が入っているものもあります。必ず伝えておきましょう。





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