即時加重インプラント法の症例による解説

即時加重インプラント法とは?

この方法の特徴は、インプラントの手術開始から2時間後には、インプラントを支えとした仮の歯が入ることです。例えば、下顎に1本も歯が無い方を従来の方法でインプラントを行った場合、インプラント手術後から、取り外しの総入れ歯を仮の歯として使い、インプラントを支えとした歯が入るまで4ヶ月程度は待たねばなりませんでした。そのため、入れ歯がいやでインプラントにするのに、しばらく入れ歯の生活が続いてしまいます。しかし、ノーベルガイドによる即時加重インプラント法では、手術の2時間後には、インプラントを支えとした仮の歯が入ります

ただし、インプラントを埋入する骨の状態など、即時加重インプラント法を用いることのできる症例は限られます。また、通常のインプラント埋入手術に比べて、インプラントの種類、手術に使用する道具の選び方も重要であり、歯科医師の高度な手術のテクニックが要求される術式になります。

即時加重インプラント法の流れ

即時1
STEP1

上顎にも下顎にも1本も歯が無く、上下に総入れ歯を使っていた方です。今回は、下顎の総入れ歯をやめてインプラントにしたいという希望でした。

即時2
STEP2

まず、CTスキャンであごの状態を撮影します。

即時3
この状態ではインプラントは入れられません。
STEP3 

CTスキャンのデータを3D画像に変換しコンピュータ上でインプラントの計画を立てます。骨の形や厚み、骨の硬さ、硬い骨と柔らかい骨の割合、相手の歯との方向性などに注意を配り、慎重に計画して行きます。

即時4
STEP4 

インプラント同士の方向性にも注意して、バランス良く植立する計画を立てます。

即時5
STEP5 

計画が決まったら、ドリルガイドをコンピュータ上で設計します。ドリルガイドを使うことで計画と同じ位置に骨に穴を開けて行くことができます。

ドリルガイド
STEP6 

これが、実際のドリルガイドです。これが、バーチャルと現実を繋ぐ鍵になるわけです。

模型を作ります
STEP7 

ドリルガイドを使用して、まず模型を作ります。その模型で仮の歯を手術前にあらかじめ作っておきます。これで手術の準備は完了です。

レントゲン写真
STEP8 

いよいよ手術当日です。
まず、ドリルガイドを使用して、計画通りの位置に正確にインプラントを植立していきます。写真は、インプラントが入った後のレントゲンです。

ドリルガイド
STEP9 

仮の歯の装着です。あらかじめ作っておいた仮の歯をインプラントの上にネジ止めします。これで1日の治療は全て終了です。
数ヵ月後、最終的な新しい歯に作り変え、見た目を綺麗に整えます。

吉江 誠院長先生
資料提供
吉江歯科医院
院長: 吉江 誠先生
>> 医院紹介ページへ