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インプラントの大敵「喫煙」
喫煙は様々な健康への被害を及ぼしますが、歯への影響も例外ではありません。
喫煙により、歯茎の毛細血管が収縮し血行が悪くなるので、創傷治癒が遅れたり、インプラントと骨の結合を阻害したりします。 歯周病をきちんと治療してからインプラント治療を行った場合、初期固定が得られない原因のほとんどが喫煙です。
ピーター・モイ博士がインプラント患者540人(インプラント2194本)を対象に調査した結果、全体の失敗率は5.92%でしたが、喫煙者の失敗率は11.28%で、その失敗率は2倍近くなりました。
インプラントを入れると決めたときから、手術後の1~2ヶ月までの間は、禁煙をし、インプラントを長持ちさせましょう。