インプラント1本とブリッジの費用を徹底比較

インプラント治療にかかる費用とブリッジ治療にかかる費用を比較しました。詳しい内容を知りたい方は、参考になさってください。ブリッジは歯を一本失った場合の保険治療3割負担の費用例とインプラント治療は自由(保険外)診療の費用例をまとめました。総額だけでは分からない内訳が分かります。

更新日:2021/12/07

■目次

  1. 歯を1本失った場合の治療費用
  2. インプラント治療の場合
  3. ■歯を1本失った場合のインプラント治療の費用例
  4. ■治療後にかかる費用 ― メインテナンス費用
  5. ブリッジ治療の場合
  6. ■歯を1本失った場合のブリッジ治療の費用例(保険治療3割負担の場合)
  7. ■治療後にかかる費用 ― メインテナンス費用
  8. 記事監修

歯を1本失った場合の治療費用

失った歯の治療には、インプラントブリッジ、部分入れ歯の三つの選択肢があります。ここでは、歯を1本失った際に、インプラント治療を行った場合にかかる費用と、ブリッジ治療を行った場合にかかる費用を比較してみましょう。
治療を選択する際の参考にしてみてください。

>>インプラントについて詳しくはこちら
>>ブリッジについて詳しくはこちら

インプラント治療の場合

インプラント治療は、歯を失った部分に人工歯根(チタン)を埋め入れる外科手術を伴う治療方法です。健康保険適用外のため、全額自己負担(自由診療)で治療を受けることになりますので、費用が高額となりますが、周囲の歯に負担をかけることなく、歯本来の機能や見た目を取り戻すことができる治療法です。
治療期間は、約3~6ヶ月間です。(骨の状態によって、治療期間は異なります。)

■歯を1本失った場合のインプラント治療の費用例

術前検査・診断料:15,000~50,000円
内訳:お口の状態の診査・レントゲン撮影・歯形の模型作製・お口の写真撮影・診断料

インプラント手術費用:100,000~350,000円
内訳:インプラント・アバットメント・服用薬・技術料・その他設備、機器使用代

補綴(人工歯)費用:100,000~150,000円
内訳:人工歯・連結するネジ代、または接着するセメント代

費用総額相場400,000~500,000円

■治療後にかかる費用 ― メインテナンス費用

治療後は、お口のトラブルを未然に防ぐために、お口の状態の確認や歯のクリーニングなどの定期的なメインテナンスが必要となります。事前に、メインテナンスにかかる費用と通院回数について確認しておきましょう。お口全体のメインテナンスを30分~1時間とした場合の費用の相場は、3,000~10,000円です。

>>歯科医院で行うメインテナンスとは?

ブリッジ治療の場合

抜けた歯の両隣の歯を削って、3歯分の人工歯(ブリッジ)を被せることで、抜けた1本分の歯を補う治療方法です。両隣の歯に負担をかけてしまいますが、健康保険で治療ができるため、費用を抑えることができます。
治療期間は、約1~3ヶ月間です。(両隣の歯の状態や、抜歯した部分の傷の治りによって治療期間は異なります。)

■歯を1本失った場合のブリッジ治療の費用例(保険治療3割負担の場合)

術前検査・診断料:2,500~3,500円
内訳:お口の状態の診査、レントゲン撮影、お口の写真撮影、診断料

両隣の神経の治療費用:3,500~5,000円
内訳:神経を取る処置、神経の消毒、神経を取り除いた部分に薬を埋める処置
※歯の神経が死んでいない場合、神経を取らずに治療ができます。

補綴(人工歯)費用:13,000~23,000円
内訳:コア(土台)入れるための切削、土台の型取り、土台の接着、土台の形を整えるための切削、ブリッジの型取り、ブリッジ材料代、ブリッジの接着、ブリッジ管理料

費用総額相場:20,000円~33,000円

なお、被せ物の見た目や使用感を求める場合や、治療により精度を求める場合は、保険診療は適用されず、自由(保険外)診療となります。費用は歯科によって異なりますが、上記の費用の10倍以上になるかもしれません。

■治療後にかかる費用 ― メインテナンス費用

治療後は、被せ物と歯の間に汚れが溜まり、虫歯や歯周病が発生しやすいので、半年に一度はお口の状態のチェックと歯のクリーニングを受けることをお勧めします。お口全体のメインテナンスを15~30分した場合の費用の相場(保険診療3割負担)は、1,000~3,000円です。

※上記で紹介した治療費は患者さんのお口の中の状況に応じて異なる場合があります。
※保険の場合、失活か生活歯でも治療費はかなり異なります。

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。