デンタルサロン麹町 医院HP
東京都千代田区麹町2-4-20 麹町鶴屋八幡ビル2階
インプラント治療について
インプラント治療は、失ってしまった自分の歯のかわりに、人工の歯根を顎の骨に埋め入れ、その上に人工の歯(被せ物)を取り付け、噛み合わせを回復する治療法です。
固定性であるためガタついたりせず、自分の天然の歯のように強い力で噛めるようになります。見た目も天然の歯とほとんど変わりません。
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メリット
- 固定式なので違和感が少ない
- 見た目上で自分の歯と同様に見える
- ほかの歯を削る必要がない
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デメリット
- 外科手術が必要
- 構造上、清掃が困難になる場合がある
- 公的医療保険外の治療である
本数の少ないインプラント治療法 「All-on-4」
All-on-4とは?
今まで使用していた歯や入れ歯が手術当日まで使え、その夜には新しいインプラントで支えられた仮歯で食事を取ることができる治療法が、All-on-4(オール・オン・フォー)です。抜歯からインプラントの埋め入れ、仮歯の装着まで、1日で行うことが可能になりました。
埋め入れインプラントの数が最少4本(※)。骨の移植なども必要ありません。
※顎の骨の状態によってはインプラントの本数が多くなることもありますので、詳細は当院にてカウンセリングを受けてください。
All-on-4によるインプラントの位置
インプラントを斜めに埋め入れることによって噛む力を広く均等に配分できます。
左:4本のインプラントを埋め入れたお口の中
右:最終ブリッジを取り付けた状態
「All-on-4」による治療の流れ
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検査と準備
レントゲン写真を撮り、全体的な治療計画を立てていきます。お口の中の型を取り、噛み合わせを確認。手術後に装着する仮歯をあらかじめ作製していくための準備をいたします。
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インプラントの埋め込み
抜歯が必要な場合は抜歯をします。歯茎を切開してからインプラントを埋め入れます。麻酔をしてから行うため、痛みを感じることはほぼありません。
埋め入れるのに必要な骨の厚みが足りない場合は、骨の厚みを増やす補助手術も行います。 -
休憩
痛みを感じることがない状態でも、体の緊張状態は少なからず起こります。インプラントを埋め入れた後は、しばらく休憩をとっていただきます。
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仮歯装着
インプラントを埋め入れた数時間後には、仮歯の装着ができます。1日で治療が完了となります。
( お口の状態により、仮場の装着が手術翌日以降になる場合もございます。) -
最終ブリッジの取り付け
インプラントの埋め入れから約6ヵ月後、仮歯に代わって、強度が高く、美しい仕上がりの最終ブリッジと交換します。仮歯の時に比べ、より「ご自分の歯」のように何でも噛める食生活を送ることができます。
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メインテナンス
一連のインプラント手術(STEP2〜5)が終わった後は、半年〜1年に1回ほどの定期的なメインテナンスを行っていきます。
手術が終わった時点で、すべてのインプラント治療は終わりだと思われがちですが、そうではありません。インプラントを入れたからといって、今後何も問題が起きないというわけではないのです。ご自分の天然歯と同様に、インプラントは長く付き合っていくものですから、「毎日のケア」と「定期的なメインテナンス」がとても重要なのです。
※治療結果は患者様によって個人差があります。