インプラント手術後の生活する上での注意点

インプラント治療は外科手術をともないます。

インプラント埋め入れ後
▲ インプラント埋め入れ後

インプラント治療は、歯茎を切ってあごの骨にインプラントを埋め込む外科手術が必要です。手術後、歯茎が治るまでの間に、歯茎から異物が入り込み、炎症を起こしてしまうこともあります。最悪のケースでは、インプラントがあごの骨から抜け落ちてしまいます。このような事態を引き起こさないためにも、インプラントを埋め入れる手術をした後は、留意すべき点がいくつかありますので、下記にご紹介します。

手術後留意すべき注意点

■ 麻酔について

歯茎に行う痛み止めの注射は、術後1〜2時間で切れてきます。麻酔が効いている間は、頬の粘膜や舌や唇の感覚がありませんので、噛まないように注意しましょう。傷や腫れを作る原因となってしまいます。

■ うがいについて

手術直後に口をゆすぐ際は、水を含んでそっと吐き出す程度にしましょう。手術後2〜3日は、強いブクブクうがいも控えましょう。傷口のかさぶたが剥がれ、再び出血する可能性があります。その場合は、強い痛みを伴う炎症を起こす恐れがあります。

■ 薬の服用について
内服薬

処方された内服薬(頓服薬※以外)は、必ず指示通りに飲みきりましょう。抗生剤は、指示通りに服用しなければ、お薬の効果を発揮することができません。ただし、下痢や発疹や喘息などの症状が出た場合は、速やかに医師へ連絡し、服用について相談しましょう。

※頓服薬とは…
症状が出たときだけに、服用する薬のことを言います。頓服薬として痛み止めの薬を渡された場合は、“痛みのある場合”に飲みましょう。なお、内服薬として痛み止めの薬を渡された場合は、炎症を鎮める効果も併せて期待していますので、すべて飲みきりましょう。

■ 食事について
禁酒

辛い食べ物、香辛料が多く入っている食べ物、硬い食べ物、アルコールは、出血や痛み、腫れの原因となりますので、痛み止めの薬を飲まずに過ごせるまで、控えておきましょう。

■ お口の清掃について
お口の清掃歯科で指導を受けた通りに行い、お口の汚れを増やさないように過ごしましょう。指示がなかった場合は、歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルリンスなどを使うときの注意点について、歯科へ問い合わせしましょう。一般的な注意点としては、抜糸をするまでの間は、歯磨き粉はつけずに、歯ブラシが手術部位に当たらないようにして、天然歯(自分の歯)を磨くことです。手術部位に歯磨き粉の研磨剤や歯ブラシが当たると、傷を作ってしまったり、治りが遅れる恐れがあります。
なお、歯科より、手術部位を磨く軟毛ブラシを渡された場合は、指示に従って使うようにしましょう。

■ 入浴について

湯船につかると血行が良くなり、傷口から再び出血しだす恐れがありますので、2〜3日は湯船につかることは控え、シャワー程度で済ませるようにしましょう。

■ 運動について

ジョギングや水泳などの激しい運動をすると血行がよくなり、傷口から再び出血しだす恐れがありますので、2〜3日は控えましょう。

■ 喫煙について
禁煙

たばこを吸うと、歯茎の毛細血管が収縮し血行が悪くなるので、傷の治りが遅れたり、インプラントと骨の結合を阻害することがあります。医院から提示された期間は、禁煙しましょう。

■ その他の注意点
  • 舌や指で触らないようにする
    傷口が気になるかもしれませんが、舌や指などで手術部位を触らないようにしましょう。炎症を起こす原因となったり、圧迫することでインプラントに負担がかかる恐れがあります。
  • 歯ぎしりや食いしばりをしないようにする
    手術した部分が気になることから、歯ぎしりや食いしばりが手術後に増えてしまうことがあるようです。噛み合わせに影響し、インプラントに負担が過剰に加わる恐れもありますので、ご自身で気がついたり、ご家族に指摘されたら、すぐに担当医へ相談しましょう。

日常生活で注意できる点をまとめましたが、これらは参考程度にお考え下さい。分からないことや、不安なことがあれば、歯科医院へ連絡をして相談するようにしましょう。



タグ:
手術注意点

治療説明TOPへ戻る

このページの先頭へ

【注目の記事&レポート】

テーマ、タグ一覧

【 インプラントネット ドクター特集 】
  • 山田 陽子 院長先生(デンタルサロン麹町)に一日密着取材