インプラントの寿命 ―ブリッジ・入れ歯との比較

インプラントの寿命って?

歯を失った際、できれば長く使い続けられる治療を選択したいですね。そもそもインプラントには寿命があるのか、寿命がある場合、どの程度の寿命なのか、ブリッジ・入れ歯などの歯科治療と比較して違いがあるのか、気になるところではないでしょうか。

ここでは、それぞれの治療で、どういった場合に使えなくなるのか、長期的に使うためのポイントについてご紹介します。

どういった場合に使えなくなるの?

修理や再治療が必要と考えられる主な例をご紹介します。
それぞれ、「1」に書く問題が生じた場合は、再治療(やり直し、作り替え)となることが多く、「2」に書く問題が生じた場合は、部分的な修理で済むことが多い傾向にあります。

インプラントの場合

1. 埋め入れたインプラントに問題が生じた場合
【例】インプラント周囲炎の拡大、インプラントの破折

2. アバットメントや被せ物に問題が生じた場合
【例】連結しているネジの破損、インプラントと被せ物との接着に使用したセメントの流出、被せ物の破損

■寿命(使用期間)について
インプラントの場合、患者様の状態にもよりますが、適切な治療・メインテナンス・毎日のケアで、10年以上使い続けることができるといわれています。

ブリッジの場合

1. 土台の歯に問題が生じた場合
【例】虫歯、歯周病など

2. 被せ物に問題が生じた場合
【例】セメントの流出、被せ物の破損など

■寿命(使用期間)について
ブリッジの場合、患者様の状態にもよりますが、適切な治療・メインテナンス・毎日のケアで、10年以上使い続けることができるといわれています。

入れ歯の場合

1. お口に変化が生じた場合
【例】顎の骨、歯茎、その周囲にある筋肉などの変化など

2. 入れ歯に問題が生じた場合
【例】噛み合わせのすり減り、入れ歯やクラスプ(部分入れ歯の留め金)などの破損

■寿命(使用期間)について
入れ歯治療の場合、顎の骨や歯茎が痩せやすい傾向にあるため、再治療の時期が3〜5年といわれています。

寿命をできるだけ長くするために −患者様自身でできる対処法−

<定期的な通院>
各治療が一段落した後は、ほとんどの方が、定期的な検診でお口の状態を確認してもらいます。この定期検診の回数は、お口の状態によって大きく異なりますので、担当の歯科医師の指示に従う、もしくはご相談されるとよいでしょう。これを怠ってしまった場合、虫歯や歯周病によるトラブルや、お口全体の変化(噛み合わせや歯並びなど)によるトラブルなどが起こり、治療箇所だけでなくお口全体に悪影響を与えることも考えられます。決められた定期検診は必ず受けるようにしましょう。

<食生活の改善>
適切な治療を受けたとしても、いい加減なブラッシングや乱れた食生活を続けていると、トラブルが起こりやすくなります。歯科医師や歯科衛生士から受けた指導を守り、お口の中を清潔に保つことに努めましょう。

<異変を感じたらすぐ通院>
お口の不具合を感じたときは、放っておかずに、歯科医院へ連絡して状態を伝えましょう。

歯科医院を選ぶときの注意点

<事前検査を行っているか>
診断や、技術、対応などでトラブルに合わないために、十分な事前検査と説明を行わない歯科医師の元で治療を受けることは検討し直しましょう。

<勉強熱心な先生か>
適切な治療や治療後のメインテナンスや指導を受けるために、歯科医師や働くスタッフが、歯科学会や研修会などに参加して、知識や技術を得ているかどうかを確認されるとよいでしょう。その様子が、歯科医院のホームページに記載されていたり、院内の掲示物に掲載されていたりすることがあります。

患者様の状態によって適切な治療方法は異なります。担当の歯科医師とよくご相談されたうえで、治療を受けるようにしましょう。




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