インプラントのトラブル対策

失った歯の機能や見た目を、取り戻すことができるインプラント治療。他の歯へ負担をかけることがない特長があるため、治療を受けられる患者様が増加していますが、同時にトラブルも増加傾向にあります。ここでは、「治療中」と「治療終了後」に起こりやすいトラブルをそれぞれ2つの期間に分けて、ご紹介します。

トラブルが起こりやすい2つの期間
▲トラブルが起こりやすい2つの期間

治療中・治療後どんなトラブルがあるの?

治療中のトラブル

    1. インプラントを埋め入れる手術
  • 治療に対する緊張や不安、恐怖感から生じる体調不良
  • 手術による痛み
    2. 安静期間(埋め込んだインプラントが顎の骨と結合する期間)
  • しびれ、アザ、腫れ、出血
  • インプラントがグラつく、取れる
    3. 上部構造(人工歯)の作製・装着
  • インプラントがグラつく、取れる
  • 発音がしづらい
  • 仮歯が外れた、欠けた

治療後のトラブル

  • 歯茎の腫れ
  • 上部構造、アバットメント、インプラントのいずれかが外れた
  • インプラントがぐらつく
  • インプラントの周りの痛み
  • インプラントの周りから膿がでてきた

トラブルが起きた時の対処方法

何か症状がでた場合は、原則として担当の歯科医師に報告や相談をするようにしましょう。

    【治療中】
  1. 1. インプラントを埋め入れる手術
    恐怖心や痛みなどの不安な気持ちは我慢せずに、歯科医師に伝えて対処法を考えてもらいましょう。
  2. 2. 安静期間(埋め込んだインプラントが顎の骨と結合する期間)
  3. 3. 上部構造(人工歯)の作製・装着
    日にちの経過とともに症状が治まることもありますが、何らかの処置が必要となることもあります。放っておかないようにしましょう。
    【治療後】
  • 放っておくと、他の部分にも悪影響を及ぼすこともありますので、歯科医院へ連絡し、症状を伝えましょう。早めの処置で治せたり、修復できたりすることもあります。
  • 発音に関する問題は、慣れるまで多少時間がかかることもあります。上部構造を装着して半年以上経っても、発音に影響がある場合は、歯科医師に相談してみましょう。

トラブルにならないように注意すること

【治療中】
手術直後は埋め入れたインプラントや傷口に負担をかけないことがポイントとなります。患者様の不注意でトラブルを引き起こしてしまわないように、歯科医院で言われた注意点と、次の5つのことに注意されるとよいでしょう。

  1. 1. 舌や指で触らない
  2. 2. 手術をした側で食事をしない
  3. 3. 手術後2〜3日間はできるだけ安静に過ごす
  4. 4. 強いうがいは避ける
  5. 5. お口の中を清潔に保つ
【手術終了後】

1.お口の中を清潔に保つ
インプラントが虫歯になることはありませんが、汚れが溜まってしまうと、歯周病と似た症状の「インプラント周囲炎」になることもあります。毎日丁寧なブラッシングをし続けることが大切です。

2.正しい姿勢を保つ
姿勢と噛み合わせは密接な関係があり、姿勢が悪いと噛み合わせの乱れが生じやすくなります。噛み合わせの乱れは、インプラントの寿命に関係します。

3. メインテナンスを受け続ける
治療終了時の状態を保つためには、最低でも半年に一度、メインテナンスを受け続けることが必要です。

インプラント治療は、歯科医師の適切な診断と治療、患者様自身が注意点を守り続けることで、トラブルなく使い続けられるとされています。自らの不注意でインプラントにトラブルを抱えないように注意しましょう。




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