ひらさわ歯科 医院HP
東京都小平市仲町186-5
当院の特徴
地域の皆様に愛される歯科医院を目指して
当院は、小平地域の皆様に愛される歯科医院を目指し、患者様により良い歯科医療を提供することに努めています。そのために、日々、進歩する歯科治療の技術や知識を学ぶようにしています。
また、新しく学んだ技術や知識をすぐに導入できるよう、医療設備を充実させることにも力を入れています。
患者様のニーズにお応えすることを心掛けておりますので、インプラント治療について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
インプラントを長持ちさせるために大切にしていること
歯茎に埋め込んだインプラントをより長く快適に使い続けるためには、毎日の歯磨きによるケアだけでなく、定期的にメインテナンスを受けていただくことが重要だと考えています。
人工物であるインプラントや人工歯そのものが虫歯や歯周病に掛かることはありませんが、インプラントを支える周囲の骨や歯肉などは、歯周病に掛かることもあります。
インプラントの周囲にある組織が歯周病の原因菌などによって炎症を起こせば、インプラントを固定できなくなる可能性もあるのです。
それを長く放置してしまうと、インプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
歯周病は自覚症状のないまま進行しやすい病気です。そこで、歯周病を予防するためにも、定期的なメインテナンスでお口のチェックを行い、ケアしていくことが大切になります。
また、噛み合わせは成長期を終えても、日々変化していきます。メインテナンスを受けていただければ、噛み合わせの影響によって人工歯やインプラントに負荷が掛かっていないかなどのトラブルもチェックすることができます。
なお当院では、継続してメインテナンスを受けていただいていない場合、万が一インプラントに関するトラブルなどが発生しても、責任を負いかねますので、何卒ご了承いただきますようお願いいたします。
骨が足りない場合の処置方法
顎骨が薄くなっていると、インプラントを十分に固定することが難しくなります。
そこで、骨量不足でもインプラント治療を可能にするために「骨を増やす処置方法」を用います。
この骨を増やす処置には、以下のようにいくつかの方法があります。
当院では、重度の虫歯や歯周病、合わない入れ歯など、様々な原因による骨量不足でも対応できるよう、患者様の症状に合わせて処置を検討してまいります。
ソケットリフト
ソケットリフトは、上顎の奥歯部分の顎骨が薄く、インプラントを固定するための骨量が足りない場合に、垂直的に骨量を増やす処置方法です。
まず、インプラントを埋め込む部分から骨を垂直になるよう穴をあけます。そこから専用の器具を使い、上顎の骨の上に存在する「上顎洞(じょうがくどう)」という空洞の粘膜を下から押し上げます。
そうしてできた、上顎の骨と上顎洞の粘膜の間にできた空間に、人工骨を詰め込みます。
患者様によって個人差はありますが、通常、3〜6ヵ月ほどでしっかり骨の役割を果たせるようになり、上顎の奥歯部分にある骨の高さを増やすことができます。
サイナスリフト
サイナスリフトは、ソケットリフトと同じく、上顎の奥歯部分の骨が薄くてインプラントを埋め込むことができない場合に、垂直的に骨を増やす処置方法です。
サイナスリフトの特徴は、ソケットリフトよりも広範囲で骨を増やすことがでるという点です。
上顎の奥歯部分の歯肉を側面から切り開き、骨に長方形の穴をあけます。
その穴に専用の器具を入れて、上顎洞の底の粘膜を骨から剥離して空間を作り、その空間に人工骨を詰め込みます。その後、骨が作られるまで待ちます。
こちらも患者様によって個人差はありますが、通常、3〜6ヵ月ほどの期間を必要としています。
GBR法(骨再生誘導法)
GBR法は、インプラントを埋め込むにあたり、骨の厚みが足りない部分に対して骨量を増す処置方法です。
骨を増やしたい部分の歯肉を切開して人工骨を充填した後、メンブレン(人工膜)で覆って歯肉を縫合します。
メンブレンは再生スピードの速い歯肉が骨側に浸食するのを防ぐ役割があり、骨の再生を促していきます。
増やす骨の量が少ない場合は、インプラントを埋め込むのと同時にGBRを行うことがあります。
インプラント治療の流れ
STEP1 カウンセリング
カウンセリングではお口の中を診察し、患者様のお悩みや治療に対するご要望やご質問などを伺います。
当院では、患者様のご質問に対して丁寧にお答えできるように、インプラント治療の内容・治療期間・費用などについてのご説明もカウンセリングで行っています。
そのほか、治療の影響を考慮するために、全身疾患や服用している薬などについても確認させていただきます。
STEP2 検査・診断・治療計画
検査ではレントゲン写真の撮影・口腔内写真の撮影・顎骨や噛み合わせの検査などを行い、患者様のお口の状態を把握します。
この検査結果をもとに様々な角度から治療法を検討し、患者様にとってより適切で、安全面に配慮した治療計画を立ていきます。
STEP3 一次手術
局所麻酔を行い、歯を失った部位の歯肉を切開していきます。
一次手術では、顎骨に穴をあけてインプラントを埋め込んだ後、歯肉で覆って縫合する工程までを行います。
STEP4 治癒期間
一次手術の後は、顎骨とインプラントが十分に結合して固定されるまで待ちます。
通常は3〜6ヵ月ほどを目安としています。
※この期間は仮歯を使用できる場合もあります。
STEP5 二次手術
人工歯を取り付けるために、一度閉じた歯肉を再び切開して、インプラントの頭部を露出させます。
そこにアバットメントという、インプラントと人工歯を連結させるためのパーツを取り付けます。
歯肉の治癒期間は1〜6週間ほどを目安としています。
STEP6 人工歯の作製・装着
人工歯を作製するために、歯型を取ります。当院で人工歯を作成する際、噛み合わせを考慮するのはもちろんのこと、人工歯の色と形を調整して、まわりの歯に馴染ませることにも気を付けています。
人工歯が完成したら、アバットメントに取り付けます。
STEP7 メインテナンス
当院では、メインテナンスも大切にしています。
歯茎に埋め込んだインプラントをより長持ちさせるために、患者様には定期的にメインテナンスを受けていただくようにしています。
※治療結果は患者様によって個人差があります。