マロンさん(東京都)の相談

カテゴリ:手術について

1回目の手術から4カ月後にカバースクリューを外す2回目の手術を受けましたが、
なかなか外れず、長い時間手こずっているのがわかりました。そして他の先生が来て、
「骨が出来過ぎているので入れ直します」と言われ、インプラントを抜かれてしまいました。

骨ができているならいいことなのでは?
カバースクリューが外れないか、外れたにしろインプラントにトラブルが起きたのでしょうか。
このような症例はよくあることなのですか? 2度目の手術が成功しても弱い歯になりませんか?

はじめまして、峯デンタルクリニックの木島と申します。
マロンさんのお話から、推測できることの範囲でお話させていただきますことをご了承下さい。
さて、さっそく質問につついてですが、

→1回目の手術から4カ月後にカバースクリューを外す2回目の手術を受けました。
これに関しては通常の2回法のインプラントであれば、なんら問題ありません。骨が出来すぎている場合は、余分な骨を削除するなどして対応することが、一般的です。
骨できていることは一般的に良いことという認識でよろしいと思います。

→カバースクリューが外れないか、外れたにしろインプラントにトラブルが起きたのでしょうか。
このような症例はよくあることなのですか? 2度目の手術が成功しても弱い歯になりませんか?

こちらについてですが、二回目の手術時とのことですので、いろいろなことが、想定されますが、先生のご判断で撤去をする必要があるとご判断されたのだと思います。
例えば、インプラントの位置が想定していたところとずれがあったやもしくはインプラント体事態になんかしらのトラブルがあったなどです。
ただ、一度入れたインプラントを撤去することは、正直われわれ術者からすると少なからず勇気のいる行動です。
撤去をしてやり直しをしてくださるというのは、逆に考えると妥協せず、丁寧に治療しようという先生の誠意からかもしれません。
よくあることなのかというのは、実際の状況をみていないとなんともお答えできかねますが、撤去をすることは状況によっては、最近はなくはないと思います。
それは撤去用の道具やトラブルのリカバリーのための道具が充実してきたからです。2度目であっても適切に行われれば、弱い歯にはならないと考えます。

長い間手こずってとのことですが、患者様からすると不安になってしまうお気持ちはよく理解しています。
しかし、いろいろなことを考慮して丁寧にやっている先生であることもあるんですよね・・・
なので必ずしも時間がかかったりしていることが、悪いことでないこともあります。
まずはかかっておられる先生を信じてみるのも必要かもしれません。

後は疑問は直接先生に訪ねてもよいと思います。
丁寧に説明してくださるかもしれませんよ。




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