むぎむぎさんの相談

カテゴリ:アフターケア

前歯インプラント後の化膿。

前歯から数えて3番目がインプラントで、施術後、12年です。幼少時から矯正治療を始めており、治療中にこの歯の異変が見つかりました。外傷なく、原因不明で、十代から、内部の根から腐る状態で化膿し、20代でインプラントになりました。施術時、歯茎も骨が減っている状態でした。最近違和感を感じるようになり、先程、インプラントしている箇所の歯茎に、おできのような物を見つけました。歯ブラシは良くできてています。歯科検診も定期的です。この後、どのような治療になるのか不安です。

CTを撮影し、審査診断してみないことには正確にお答えすることができませんが、インプラントと上部構造をつなぐネジが緩んでいたりすると、隙間から汚れが入り込み、おできのような歯茎の炎症を起こすことがあります。
そのような場合、ネジを増し締めすれば炎症も収まり、良好な状態に回復します。
もし、痛みや排膿をともなうようでしたら、早急に主治医にご相談ください。
  • むぎむぎ(38歳 女性 その他 )
  • 2015年04月08日14時01分
ご回答有り難うございました。
主治医に診てもらったところ、すぐに投薬治療を開始、数日は化膿止めで様子を見ることになりました。大掛かりな治療にはならない様子です。ありがとうございました。
神田秋葉原デンタルクリニックの石原と申します。
お話を伺うと炎症等があると思われます。一般的にインプラントは天然歯に比べ炎症に弱いです。早急に主治医に相談し、炎症等の有無、範囲を診査してもらうことをお勧めします。その後の治療についてご心配でしょうね。炎症の程度が軽度であれば、簡単な外科的清掃、投薬で済むかもしれません。現在インプラントの動揺、排膿までいってないようなので、おそらくインプラントを除去するところまではいかないと思います。大したことないと良いですね。
  • むぎむぎ(38歳 女性 その他 )
  • 2015年04月08日14時07分
ご回答有り難うございました。
主治医に診てもらったところ、投薬治療開始し、化膿止めで様子を見ることになりました。
場所が上の前歯であることから、歯茎の切開治療にしない方法をとりたいと、先生から言われました。金属部分が露出するのを防ぎたいとの事。ただインプラントの歯を軽く叩くと、本来のインプラントと違う鈍い音がするのが気になると言われました。また少し動くのが気になるとも。今後、主治医によくお話を聞いて、治療をしていくと思います。ここでご回答頂き、少し安心しました。ありがとうございました。
ご相談ありがとうございます。
レントゲンにて確認してみないと確実なことは言えませんが、考えられることは2つあります。1つは、”インプラントしている箇所の歯茎に、おできのような物”を見つけられたとのことですが、おそらくインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)で、インプラント周囲の骨が吸収して、深い歯周ポケット状態になっており、そこに膿が貯まっている状態。2つ目は、インプラントの左右隣在歯の神経が何らかの原因で死んでしまって、根の先からの排膿路がインプラント近くに形成され、おでき様になっているかです。いづれにしても早いうちに、専門医を受診されることをお勧めします。手遅れになると、インプラントを撤去しなければならないこともあります。
  • むぎむぎ(38歳 女性 その他 )
  • 2015年04月08日17時22分
ご回答下さり、ありがとうございました。
重ねてご質問させて頂きます。
もし、インプラント除去となった場合、費用はどれくらいかかるものでしょうか。
また、インプラント除去後、再インプラントは可能なのでしょうか。元々歯茎も骨も減っている状態で、インプラント施術を行いました。施術時に、当時の担当医からは、上顎の骨が通常より薄いため、インプラントが鼻の方に突き抜ける可能性等も説明されました。インプラントは一度駄目になると、再度施術は出来ないと言われた記憶があります。
むぎむぎ様
初めまして、デンタルクリニックアレーズ銀座の中村と申します。
ご質問の内容を確認させていただきました。とてもご不安かと思います。
インプラント処置部におできのような物が出来るのは、フィステルと呼ばれる感染路の可能性が大きいと思われます。もしかしましたら、インプラント周囲炎に羅漢しているかもしれません。
インプラント周囲炎であれば、歯ブラシだけでは感染源を取り除く事が出来ないので、歯科医院にて専門の器具を用いて取り除く必要が有ります。なぜ、歯ブラシだけでは駄目なのかと申しますと、インプラントの表面が粗造になっており、その穴の内側まで入り込んだ細菌は専門の器具を用いないとお掃除出来ないからです。前歯の領域ですと審美性に影響を与えてしまうため、骨の吸収が少ないうちに対処された方が宜しいかもしれませんね。何度もフィステルを繰り返すと、その度に歯の周りの歯槽骨を失い、中の炎症が徐々に進行してしまうため、後々処置を行って炎症を奇麗に取り除いた時に審美性が一気に悪くなってしまいます。まずはご不安になるのではなく、正しい診断を受け、そこから歯科医師とともにどのような対応だとどのような結果になるのか相談し、どこまでの改善を希望されるのかによって、治療計画を一緒に考えていく事が大事かと思います。今現在は様々な技術が進歩し、色々な方法で審美性も含め改善させられます。希望をもって前進される事をお勧め致します。
  • むぎむぎ(38歳 女性 その他 )
  • 2015年04月15日07時38分
中村先生、丁寧なご返信を下さりありがとうございました。一応、今回の治療は、患部の腫れがひいたため終了となりました。
「希望を持って前進する」という先生からのお言葉が本当に嬉しく、安心できました。
今後、繰り返すようならば根本的治療になるようですが、しばらくは大丈夫だろうという診断でした。
ありがとうございましたm(__)m



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