toshimiさんの相談

カテゴリ:その他

サイナスリフトのリスクに関して

上部右側の6番欠損でブリッジをしていましたが、5番が神経の無い歯で先日割れてしまい、現在5,6の二歯欠損の状態です。
ブリッジ、入歯、インプラントの治療の中から、将来を考えるとインプラントが良いと思い最近お世話になっている町の歯科医院に相談したところ、CTも撮って頂き検討したところ、6番が特に骨の量が足りなく、サイナスリフトしか対応方法が無いと言われました。ソケットリフトでは充填しきれないそうです。
ただ、サイナスリフトでは上顎洞に大きな穴を空ける手術と聞いて躊躇しています。先生は若いですが、恐らくは信頼できると思うのですが、そのような大きな手術を町のお医者の普通の場所でやることに不安があります。ユーティリティーの不足とか、他のスタッフのレベルとか考えると大きな病院が良いのかとも思います。それとも、サイナスリフトも難しい手術ではないということなのでしょうか。

ご意見賜りたくお願い致します。

サイナスリフトもそうですがインプラントに関わる様々な手術は、患者さんの手術部位局所の条件と術者の診断力、技術力、経験値により難易度は決まると思いますので、申し訳有りませんが、安易にその手術が難しかのか簡単なのかをお答えできないと思います。
つまり大学病院で手術をしたとしても担当する医師が初めて行うのであればとても難しい手術となるでしょうし、多くの症例を経験している「町の先生」にとってはそれほど難しくないこともあるでしょう。
今回のケースでは処置方針としては、何らかの骨造成を行ってでもインプラント治療を行うことがベストな選択であると思います。
少しでも不安があるようであれば、セカンドオピニオン、サードオピニオンを求めてでも、十分に納得した上で治療に入ることをお勧めします。
その際には今とっていただいたCTの画像データを提供してもらいセカンドオピニオンを求めると良いと思います。
ご自身の健康に関わることですので、遠慮や妥協はしないことが大切ですね。
ご相談ありがとうございました。

上顎洞に骨造成を行うには、サイナスリフトかソケットリフト
が選択されるわけですが、ソケットリフトの医療技術が向上
したためもあり、一般的には、サイナスリフトは以前に比べると次第に行われなくなりました。(もちろん例外はありますが)
私自身も以前は100%サイナスリフトでしたが、いまは、約90%以上ソケットリフトに移行してきました。要するに、上顎洞底の骨形態や先生の考え方の問題であり、オペ専用ルームやCTは必須ですが、病院の規模や設備の問題ではないと思います。



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