インプラント治療の必須機器!歯科用CTが必要なワケ

インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する治療説明『歯科用CT』について、CTの有効性をご紹介します。

更新日:2021/12/03

■目次

  1. 歯科用CTとは何ですか?
  2. 歯科治療におけるCT撮影の必要性
  3. 歯科治療のCT診断内容
  4. 歯科医院に設置するメリット

歯科用CTとは何ですか?

歯科用CTとは何ですか?

歯科用CTとは何ですか?
CT(Computed Tomography)は、X線とコンピューターを使って、検査を行いたい場所を撮影し、輪切りの断層画像として、観察・診断する装置・技術のことをいいます。

平面単位の情報しか得ることができない、歯科用レントゲンとは異なり、歯科用CTは口腔内を3D画像で表示できるので、患者様に分かりやすく説明できる画像診断法の一つです。


>>歯科用CT・レントゲンによる被ばく量

歯科治療におけるCT撮影の必要性

より安全にインプラント治療を行うためには、治療する歯の周りの骨の状態を知ることが大切です。
CT画像は、顎の骨の立体的な形態や、神経の位置を把握するほか、骨密度の診査などにも利用されます。治療を行う前だけではなく、治療終了後にも撮影を行うことで、インプラントが入る前と入った後の顎の骨の状態を確認することが可能です。

歯科治療のCT診断内容

どのような診断に適しているか?
・インプラントの術前検査、インプラントを埋め入れる位置の確認と術後の評価
・抜歯の有無の客観的判断
・歯周病診断
・親知らずを抜く前の診断(埋伏歯の状態確認など)
・矯正歯科治療前の診断

歯科医院に設置するメリット

CTを設置している歯科医院では、セッティングから撮影まで短時間で完了するため、撮影後のカウンセリングでは、患者様を長時間お待たせすることなく検査結果を伝えることができます。治療計画を立てる上で、お口の状態をCT画像として残しておくことは重要なことです。院内に歯科用CTを設置していない場合は、CTのある大学病院やお近くの歯科医院で撮影することが多いでしょう。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。