クリニックレポート: 東京三鷹インプラントセンター
1994年の開業以来9000人の患者さんを治療してきた東京・武蔵野市の歯科医院
【JR三鷹駅 北口 からのアクセス】
東京武蔵野市の「東京三鷹インプラントセンター」さんを訪問しました。JR中央線の三鷹駅北口から、並木の道なりに真っ直ぐ歩いていくと、十数分程で到着します。メインストリート沿いなので場所がわかりやすく、すぐ近くにバス停があったり、飲食店が並んでいたりと、通いやすい立地です。 クリニックに向かう道――三鷹通りは、緑豊かで住宅が立ち並び、落ち着いて歩けました。やがて東京三鷹インプラントセンターの目印の青い看板が見え、遠くからでもクリニックが見つかりました。クリニックの向かいには公園もあり、こちらも穏やかな景色が臨めます。
【院内の様子】
淡いブルーのガラス張りの院内に入ると、スタッフの方が笑顔で迎えてくださいました。
院内はとても清潔で、インテリアはすっきりとまとめられています。気取りがないけれど、手入れが行き届き、たくさんの患者さんを受け入れてきた医院さんという印象を受けました。取材を行ったお昼休みの前後も、お子さんからお年寄りまで次々と患者さんがいらっしゃっていました。
診療室を見せてもらいました。オープンタイプの診療室はブルーとホワイトを基調にしたインテリア。真っ白いユニットや機器が汚れなく磨かれていて、日々の手入れが行き届いていると感じました!
歯科用レーザー機器も複数設置。治療内容によって使い分け、より精密な処置を行っているそうです。各治療分野の担当医が常駐! チームワークによる診療
院長 : 岡 正彦 先生
「どうもこんにちは。」
にこやかに挨拶をしてくださった院長の岡先生は、症例数の多さから想像していたよりも若々しく、優しい雰囲気の先生です。…早速診療について伺ってみました。
東京三鷹インプラントセンターでは、インプラント、麻酔、矯正を担当する医師によるチームワークで歯科治療を行っています。院長の岡先生はもちろんインプラントの主担当!(※インプラント以外の治療も行っています)。チームで診療を行うメリットは、それぞれの分野で精確な治療が可能なだけでなく、複雑な症例にそれぞれの対象分野の知識を取り入れて総合的に治療が行えるという点も挙げられます。
麻酔を担当される医師がいらっしゃることにも驚きました。麻酔担当医師による麻酔は、麻酔を注入する時も、実際に効き始めてからも、やはり『痛みが少ない』のだそうです。また、麻酔というのは、全身疾患のある方やお年寄りの方などにとっては、使用量などをきちんと調整しないと大事に至ることもある医療行為。詳しい知識を持った医師が行うことで、そういった面からも安全な処置ができるのだそうです。
インプラントのオペの際は、静脈内鎮静法麻酔で、患者さんが寝ている間に終わってしまうのだそうです。
東京三鷹インプラントセンターがこの地に開業して十年余りの間、岡先生は9000人以上の患者さんを診察してきたのだそうです。
実は武蔵野市は都内でも1、2を争う歯科医院激戦区。駅から少し離れた住宅街にあり、一見さんが入りにくい位置にあるこちらのクリニックに、これだけの患者さんが訪れているのは、地域の方々や患者さんから厚い信頼を得ている何よりの証といえます!
しっかりとしたフォロー … メデントグループによるバックアップ!
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そんな岡先生が、インプラントを始めたのは、意外なことにわずか数年前なのだそうです。 しかし、今では非常に難しい症例の患者さんが、他院や遠方から紹介されて続々やってくるのだそう。それは、岡先生なら、どんな症例も納得して治療をお任せできるからです。 ――ある程度キャリアを積まないと上達しないというインプラントオペ。 なぜ岡先生はベテランなのでしょうか? |
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【イレギュラーな症例もカバーする “メデント” とは?】 | ||||||||||||||||||||
実は、岡先生が所属している メデント・インスティテュート が、三鷹インプラントセンター 東京三鷹インプラントセンターで行うオペ全てを、バックアップしているのです。 メデント・インスティテュートとは、インプラントをはじめ精密な技術を要する歯科治療のために、医師が連携し、最先端の医療情報、より良い医療材料の紹介、講習会などの活動を行っている協会組織。 …もちろん岡先生ご自身は多くの症例をお一人で難なくこなしています。 けれども、人間の体は千差万別。おまけに人体組織は非常にあいまいに出来ていて、検査だけでは予想もつかない内部になっているケースが多々あるのだそう。骨のように見えていても粘膜だったり、実際の骨密度が極端に低かったり…。 ―― 「検査で問題がなかったので、いざオペを始めてみたところ、顎の骨がまるっきり足りなかった、という症例がありました。CTやエコーには骨が写っていたのに、実際に歯茎を切り開いてみたら、実は非常に硬い軟骨の固まりだったんです。びっくりしましたよ。…もちろん、予定していたインプラントの埋入はせず、サイナスリフト(骨造成)の手術に切り替えました。」 私達の体に個性があるように、人体内部も見本通りの形にはなっていません。 万一こんな症例に行き当たった時、解決するには、ドクター自身の経験と勘が頼りなのです。けれども一人のドクターの経験値には限りがあります。 そこでオペ中に、メデントのテレビ中継システムを介して、グループの他のドクターや、伊藤正夫先生(元名古屋大学医学部講師)が、その場で患部を見ながらアドバイスできるというのが、メデントの最大のメリットなのです。 |
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【しっかりとしたフォロー】 | ||||||||||||||||||||
またインプラントに限らず、どんなオペに関しても、生体を相手にする以上、一度の処置で理論通りに必ず成功するとは、断言できないのが実情です。術後のケアや、患者さんの体質などにも結果が左右されます。しかし万一埋め込んだインプラントが安定しなかった場合にも、三鷹インプラントセンターではきちんと再手術のフォローを行い、症例によっては伊藤正夫先生に直接執刀に立ち会ってもらうこともあるのだそうです。 100パーセント成功する手術というものはあり得ない。けれど、しっかりとしたフォローを行うことによって、患者さんが納得する治療ができるのです。 その実績が認められ、現在、岡先生のところには各地から患者さんが紹介されてくるのだそうです。 岡先生のインプラント年間症例数は2009年現在実に150件以上。インプラントを行っているドクターの中でこれは、驚異的な数字です。(メデントグループのドクターはいずれも年間100〜200症例をこなしている方ばかりなのだそうです。) また、多くの症例を経験しているメデントグループのドクター同士で、常に最新の情報や、特殊なケースなどについて報告を交わし、情報を共有しているのだそうです。 ベテランの先生の後ろに、何十人ものベテランの先生がついている…、こんな「鬼に金棒」のインプラント治療なら、納得してお任せできそうです! 「現在はごく一部のケースを除けば、ほとんどは当院スタッフだけで治療を行っています。先述のとおり症例数をこなしているので、イレギュラーな場合にもすばやい対応が可能なんですよ。 最近は難しい症例の患者さんばかりが紹介されてきていてね…。たまには久しぶりに1本だけとかのインプラントをやりたいなあ。」 先生が笑いながら冗談交じりにお話されているのが印象的でした。これも患者様の症状に丁寧に応えている ドクターならではの悩みかもしれません! 中継に使うというメデントのPCシステムのうち、参考症例のVTRを少しだけ見せていただきました。私たち素人が思わず声を上げてしまうような(!)生々しい映像も含まれていましたが、実は顎骨の中身まで確認ができるという貴重な映像。先生は真剣なまなざしで確認されていました! |
岡先生からのメッセージ
院長 : 岡 正彦 先生
笑顔の素敵な岡先生は、飾らない言葉で、丁寧に説明をしてくださいました。
どんなことも相談できそうですし、信頼して治療をお願いしたい先生です!
「一人ひとりの患者様にご納得していただける治療を目指し、地道に努力を続けてきました。おかげさまで現在多くの方がインプラントを受けに、当院を訪れてくれています。
刻々と進化しつづけるインプラントの先端技術をこれからも取り入れ、いつでもベストな治療ができるよう努めています。
当院ではどんな症例でもなるべくお断りすることがなく、インプラント手術を行えますので、他医院で難しいと診断された方も、インプラントに不安のある方も、まずは一度気軽にご相談ください。」
【岡 正彦先生の著書】
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