つつみ歯科クリニック医院HP

広島県広島市中区宝町5-9 ウィング宝町ファイブ 1階

インプラント治療について

つつみ歯科クリニックで大事にしていること

・精確・安全性に配慮した治療をご提供するためのシミュレーションガイド
・患者様に寄り添い、患者様の話をしっかりと伺うためにカウンセリング時間をしっかり設ける
・安全性に配慮した治療をご提供するために設備の充実に力を入れています
・多くの歯を失った症例にも対応できるように努めています
・インプラントを長く持たせられるようにするためのこだわり
・衛生管理の徹底に努めた手術室・減菌器具
・インプラント10年保証

残った歯への負担が軽減できる治療

インプラント治療の場合は、歯を失った部分だけに人工歯を埋め込むため、残っている歯に余計な負担をかけることがありません。
このことから、「残っている健康な歯を長く残したいと思っている方」にもインプラントという選択肢はあるかと思います。

固いものが噛めない
奥歯が無いのでほかの歯で噛んでいる
入れ歯が合わずに痛みなどがある　など

このようなお悩みがある方にもご相談いただきたいと思っています。

インプラント治療後に大切なこと

インプラント治療を受けた後はメインテナンスが必須となってきます。
インプラント治療後、メインテナンスを怠ったために、インプラント周囲炎という歯周病に似た症状を発症してしまうことがあります。
場合によってはインプラントの脱落にも繋がる症状で、実際の事例としても決して少なくないと感じています。

またインプラントは使っているうちに、インプラント以外の歯との噛み合わせのバランスが悪くなってきて、トラブルの原因になることもあります。
だからこそ、インプラント治療を受けられる場合には、その後のメインテナンスが必須だということを、必ず先に知っていただきたいと考えています。

骨が少ない場合のインプラント治療

患者様によってはインプラント治療の診断で、骨が少なくインプラントの埋入が難しい状態だと診断されることもあります。
当院では、そういったケースでも治療可能になる術式にも対応しています。

セカンドオピニオンも受けつけていますので、インプラント治療を受けたいと考えている場合はお気兼ねなくご相談ください。

GBR

インプラントを埋入予定の個所に、骨の量が足りていない場合に、骨を足す(骨造成する)ことでインプラント治療を可能にする方法です。
骨が足りない部分に骨補填材(患者様自身の骨や人工骨)を置き、その上に人工の膜を貼ることにより、骨の再生を誘導します。

ソケットリフト

上顎奥の骨が薄い時に、上顎骨の上にある鼻の空洞の粘膜を押し上げ、そこに骨を追加してインプラントを同時に埋め込む方法です。
インプラントを埋入する部分から処置を行うため、傷口が小さくて済む点がメリットです。

サイナスリフト

ソケットリフトと同様に、上顎奥の骨が薄い時に行う治療ですが、違いは骨の厚さに依存します。
サイナスリフトを行う場合は骨の厚みが5㎜に満たないような状態の時で、こういったケースの場合は広範囲で骨を増やす必要があり、口の中から、上顎骨の上にある鼻の空洞に穴を開ける処置を行い、その空間を利用して骨造成を行います。

抜歯即時インプラント

インプラントを埋入する予定の場所にまだ歯が残っているような場合は抜歯が必要となります。
抜歯即時インプラントは、この抜歯の処置によってできた穴にインプラントを埋入する方法です。
従来の方法の場合、抜歯後の治癒期間を設ける必要がありますが、抜歯即時インプラントの場合は抜歯とインプラントの埋入を同時に行うことで、手術が1回で済むことから治療期間の短縮にも繋がります。
また、インプラント埋入のための切開などが不要となることから、腫れや痛みを抑えやすいメリットが考えられます。

フラップレス手術

インプラント手術において切開・剥離・縫合といった処置を省くことができる術式です。
インプラント手術でできる傷口が最小限に抑えられることで、手術時間の短縮にも繋がり、出血なども抑えやすく、術後の腫れや痛みの軽減にも繋がる点がメリットと考えられます。
当院ではインプラントオーバーデンチャーと呼ばれる、インプラントで義歯(入れ歯)を支える術式などで行っています。

All-on-4/All-on-6

総入れ歯など、多くの歯を失われている場合に片顎あたり4本～6本のインプラントをバランスよく顎骨に埋入することで、連結した人工歯を支える治療法です。
インプラントの埋入手術当日に固定式の仮歯を入れることができ、手術当日に噛む機能の回復ができます。
また、自然な仕上がりを目指せることから、審美的にも優れた治療法だと考えています。
インプラントの埋入本数も少ないため、手術時間が短く済む、費用を抑えやすいなどの特徴もあります。

インプラント治療でのよくある質問

インプラントは公的医療保険が適用される?

インプラントは公的医療保険が適用されない治療法です。
治療をご希望の場合は自費診療となりますので、ご了承ください。

顎骨がもろくなることなどはありますか?

インプラント治療が影響して顎骨がもろくなってしまうようなことはありません。
逆にインプラントは歯根部分を人工的に補うことができるため、顎骨が痩せることを防ぐことにも繋がります。

虫歯や歯周病があってもインプラント治療は受けられる?

治療自体を受けることは問題ありません。
虫歯や歯周病がある場合は、インプラントの埋入手術前に治療を行い、適切なメインテナンスを受けていただくことが必要となります。

インプラント治療後、電動歯ブラシは使えますか?

天然歯と同じように歯磨きをしていただけるので電動歯ブラシも使用していただけます。
ただ、歯茎の状態によっては磨き方にコツがいることもあります。
そういった患者様には歯磨き指導などもさせていただきます。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

インプラント治療の流れ

カウンセリング

当クリニックでは治療前の検討もかねて、最初にカウンセリングを行います。
インプラント治療について正しい情報を知って、理解いただけるように、詳細な説明を心掛けています。
治療のメリットやデメリットを含め、患者様にとってインプラント治療が適しているのかなど、具体的な治療のイメージを持っていただけるように努めています。
また、ほかの治療との違いを検討していただくために、インプラント治療以外に考えられる方法についても説明を行い、最終的に患者様のご希望に合った治療を選択できるようにしています。
少しでも疑問や不安を感じるようなことがありましたら、お気軽にお尋ねください。
3Dシミュレーションの作成

歯科用CTなどの機器を活用し、ご相談時点での患者様の顎骨の状態などの診断を行います。
当クリニックでは、「どのサイズのインプラントをどういった術式で埋入するのがいいか」といった詳細なシミュレーションを行い、治療計画を作成しています。
検査結果のカウンセリング

シミュレーションの結果などをもとに患者様の治療計画を作成し、患者様のご希望や意見を伺いながら治療をご提案します。
この段階で、詳細な費用の見積もりや治療の注意事項などの説明を行った後、最終的に患者様の意思を再確認させていただきます。
手術用ガイドの作製・インプラント手術

治療計画に応じて必要であれば手術用ガイドを作成します。
この手術用ガイドはインプラント埋入のための穴を開ける際に使用するもので、穴の開いたマウスピースのような形状をしています。
手術用ガイドを使用することで、シミュレーションに沿った位置・角度で実際にインプラントの埋入手術を行うことが可能となります。
手術の正確性にも配慮できるため、インプラント手術で起こりうるリスク・トラブルの回避にも繋がり、より安全な治療を行うのに役立ちます。

顎骨の状態がインプラントを支えるのに不十分な場合は、インプラントの埋入手術に加えて人工骨を移植する術式などを併用することもあります。
治癒期間

インプラントを埋入した後は、インプラントと骨が結合するのを待つ治癒期間を設けます。
治癒期間に個人差はありますが、目安は2～3ヵ月程度です。
2回法で行うインプラント手術の場合は、治癒期間の後に歯茎を再び切開して埋入したインプラントを露出させ、人工歯を被せるための連結部分を取り付ける2次手術を行います。
2次手術の後に再び治癒期間を設けて仮歯を作製します。このときの治癒期間の目安は2週間程度です。
仮歯の作製・装着

患者様ごとに歯型を取り、仮歯を装着します。
この段階で噛み合わせや舌の違和感、頬を噛んでしまうなどの問題が無いかを確認し、調整を行います。
最終的な被せ物の装着・メインテナンス

仮歯で問題が無ければ再び歯型を取り、最終的な人工歯を取り付けます。最終的な人工歯も患者様に合わせて作製します。
仮歯や人工歯の種類についてご希望がありましたらご相談ください。

インプラント治療はこれで完了となりますが、治療後も定期的なメインテナンスを行い、口腔内の管理を行います。
メインテナンスを怠ったまま放置してしまうと、インプラントを長く使っていただけなかったリ、インプラント歯周炎など何らかのトラブルが起きやすくなります。
インプラント歯周炎は、歯周病同様に顎骨が溶けてしまうような症状が出てしまい、抜け落ちてしまう原因にもなり得ます。
トラブルを早期発見するためにも、定期的なメインテナンスを受けていただきたいと思っています。