江口歯科国富診療所 医院HP
岡山県岡山市中区国富626-2
インプラント治療について

インプラント治療にはチタン製の人工歯根を歯が失われた部分に埋め込み、失った歯を補う特徴があります。
そのため、必ず外科手術が必要です。治療後はしっかりと噛めるようになり、歯根の代わりとなるインプラントを固定しているので違和感が少なく、天然歯と同じように使っていただけます。
また、残っているほかの歯を削ったり、装置をつけたりすることもなく、ほかの歯に負担を掛けずに治療ができることは、患者様自身の歯の健康を保つことにも繋がる治療法といえます。
当院のインプラント治療

インプラント治療は外科手術を必要とするため、しっかり事前検査を行うことが大切になります。
そこで江口歯科国富診療所では、患者様の顎の状態を精密に検査する歯科用CTを導入しています。歯科用CTは、骨の形態や骨量、神経の位置を立体的に捉えて確認できる医療機器です。実際の手術前に歯科用CTの撮影データを使用して手術のシミュレーションを行うことも可能です。
院内に歯科用CTを設けているので外部の歯科医院などに撮影を依頼する必要がなく、よりスムーズな検査を行うことができます。
さらに、歯科用CTで取得した撮影データによる手術シミュレーションをもとに、手術用のガイドを作製することもできます。
手術用のガイドはインプラントを埋め込む位置や角度、深さを定めるもので、計画通りに施術するのに欠かせません。このガイドを活用することで、万が一の事故を予防し、手術の安全性を高める取り組みを行っています。
口腔内スキャナによるデジタルシミュレーション
シリコン材を5分ほどお口にはめる従来の歯型取りに比べ、口腔内スキャナはお口の中を瞬時に撮影するだけで型取りができます。
型取りを行うときの不快感を軽減することで、より精密に技工物をつくれるようになりました。
この口腔内スキャナも撮影した画像を3次元データ化して、治療シミュレーションを行うことができます。
インプラント骨の火傷予防対策

顎の骨は47度以上が1分以上続くと発熱によって熱損傷し、インプラント先端で無菌性の骨壊死が起こることがあります。
発熱は刃のあるドリル先端で起こります。外部注水式のドリルを使用した手術用ガイドでのオペではドリル尖端にあまり注水されません。
内部注水式のドリルの特徴は以下の5つがあります。これらにより、インプラント手術の安全性や長期的な成功率などに繋げています。
- 冷却効果
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ドリルの内部に注水路があり先端から直接注水されるため、形成熱をもった骨を効率的に冷却します。骨の熱損傷を防ぎ、インプラントの定着率向上に繋げています。
- ドリルの切れ味の維持
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十分に冷却することでドリルの過熱を防ぎ、切れ味の維持に繋げています。
- 歯の削りかすの除去
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ドリルの先端に水が直接当たることで歯の削りかすを洗い流し、ドリルの目詰まりを防いでいます。これにより、スムーズな骨形成と適切なドリルの操作に繋げています。
- 手術用ガイドとの相性が良い
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手術用ガイドはドリルの動きが制限されるため外部から水が届きにくくなります。内部注水はこのような状況でも冷却水がドリル先端に供給されます。
- 清潔な術野の維持に繋げる
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ドリル先端から直接注水されることで周囲への水飛沫を抑えられるため、より清潔な術野を維持しやすいです。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
江口歯科国富診療所の治療サービス
- 手術の種類
- 審美的なインプラント