医療法人QOL ファミール歯科医院HP

岡山県倉敷市林173-1

健康な歯を保つための土台づくりを大切にしています

当院では、お口の中全体を検査・診断し、総合的な治療を行っています。
普段の生活では気づきづらい歯の根や歯茎の病気など、インプラント治療だけではなく、健康な歯を保つための治療やアドバイスを心掛けています。
そのため、当院はお子様からご年配の方まで幅広い年齢層の患者様に通っていただいていることが特徴の一つです。

歯周病は防ぐことが大事

歯は、歯肉や歯槽骨などの組織によって支えられています。歯周病は、これらの周辺組織が細菌に侵されていく病気で、虫歯とともに歯を失う大きな原因とされています。最初のうちは歯肉が腫れる程度で、進行すると歯を支えている組織が失われ、やがて支えきれなくなって抜け落ちてしまうケースが多いです。
歯周病は、虫歯の痛みのような自覚症状がないまま進行していきやすく、発見が遅れがちです。「歯槽膿漏」という言葉は、歯肉から膿が出る症状を表しますが、歯周病がかなり進行してからでないと膿は出てきません。
悪化して歯が大きく動くようになると、歯を残すのが難しくなります。そのため、歯周病は完治の見込めるかかり始めのうちに治療しておくことが大切だといえます。

インプラント治療について

インプラント治療は、歯を失った箇所に人工の歯根（インプラント）を埋入して、歯を補う治療法です。
歯を失った際の治療法としては、インプラント以外にもブリッジや入れ歯がありますが、近年はインプラント治療を希望される患者様が増えています。
インプラントは、ごく自然な見た目でご自分の歯のように噛めることが特徴の一つとなっています。

インプラント治療のメリット・デメリット

メリット

安定した噛み合わせを長期間保ちやすい
噛む力が回復し、自分の歯のように食事がしやすい
審美性に配慮できる
顎の骨の損失を防ぎやすい
ほかの歯を削らずに済む

デメリット

外科的手術が必要になる
公的医療保険を適用できず費用がかかる
治療期間が長くなりやすい
病気（心臓病・糖尿病・高血圧症など）の状態によっては、治療できない場合がある

インプラント治療の流れ

診査・診断

インプラントを埋入する部位に十分な骨の量があるか、また全身疾患の有無について調べます。
1次手術

インプラントを顎の骨の中に埋入します。上顎の場合は3～6ヵ月、下顎の場合は2～3ヵ月、骨としっかりつくまで待ちます。
2次手術

骨としっかりついたインプラントにアバットメントという装置をつけます。この上に歯を作ります。
プロビジョナルレストレーション

仮歯をつけ、実際にお口の中できちんと機能するか確認します。違和感なく、しっかり噛めるようになるまで、仮歯の調整を行います。
最終補綴

仮歯の形通りの最終的な被せ物を作り、装着します。

治療に関するQ＆A

インプラント治療に年齢制限はありますか？

18歳以上の方から高齢者の方まで治療ができます。事前に健康状態に問題がないかを確認した上で治療させていただきます。

顎の骨が痩せているとインプラント治療はできませんか？

以前は骨が痩せていると困難でしたが、技術や材料の進歩により、現在は骨をある程度再生させられるようになり、骨の痩せている箇所でもインプラント治療ができるケースも多くなってきています。

インプラントにもいろいろな種類があるといいますが、選ぶことはできるのでしょうか？

当院で採用しているインプラントシステムの中から、患者様に適したインプラントを歯科医師が選択します。上部構造（被せ物）の形や使用する材料、色などについては、患者様の希望を取り入れて決めることができます。

歯周病の原因は何ですか？

歯周病の一番の原因はプラークでしょう。そのため、歯磨きを怠ったりして、きちんとプラーク除去ができていない場合は、歯周病になることがあります。糖分が多い飲み物や食べ物はプラークの元となりやすいため、習慣的にこれらを摂取している場合も歯周病になりがちです。

また、口の中には細菌が常在しています。これらが増え過ぎないよう、免疫によってバランスが保たれていますが、ストレスや疲労がたまっている場合は、身体の抵抗力が低下し、歯周病にかかりやすくなります。同様に喫煙も歯周組織の免疫を低下させるといわれています。さらに、糖尿病や骨粗鬆症の方も歯周病にかかりやすい傾向にあります。
歯周病は、食生活や喫煙などの生活習慣と深く結びついた生活習慣病ともいえるでしょう。

※治療結果は患者様によって個人差があります。