医療法人社団愛心会 春光台オリーブ歯科・口腔外科 医院HP

インプラント治療について

当クリニックでは、患者様の症状やご要望に合わせた多様なインプラント治療を行っております。
できるだけすべての患者様にご納得いただけるよう、一人ひとりの症状やご要望に合わせたインプラント治療をご提案できるように努めています。

POINT1 サイナスリフト・ソケットリフト・GBR骨造成

骨量が少ない場合でもインプラント治療を可能とする補助的な治療として、サイナスリフト・ソケットリフト・GBR骨造成などの治療を行うことがあります。
顎の骨の量が不足していると、インプラントを埋め入れても、支えることができないからです。
骨の量が足りないと診断を受けたことがあり、インプラント治療を諦めたことのあるような方にもご相談いただきたいと思っています。

骨量が足りない場合でも、自分の骨または人工骨で骨量を補ってあげることにより、インプラント治療を行うことができます。

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  サイナスリフト

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  ソケットリフト

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  GBR骨造成

POINT2 CGF再生療法

CGF (Concentrated Growth Factor)再生療法は、遠心分離器の回転数や回転速度をコントロールすることで、多血小板血漿を取り出し、治療に使用する方法です。
この多血小板血漿の作用により、傷口の凝固を補助し、感染症のリスクを高めやすい凝固剤を添加する必要がなく、安全性に配慮したインプラント治療を受けていただきやすくなります。

POINT3 抜歯即時埋入・即時負荷インプラント

インプラントの埋入手術において一連の過程で、抜歯と同時に既存の骨にインプラントを埋入する方法です。
抜歯と同時に既存の骨にインプラントを埋入し、トルクをかけ、足りない既存骨に対してはGBR骨造成を併用する処置を行います。
その上で、傷口を塞ぎ、埋入したインプラントにはアバットメントの連結、仮歯の装着をしますが、ここまでは1回の手術で行えます。
この方法を採用することは、抜歯後の治癒期間を設けなくて済むため、治療期間の短縮にも繋がります。
ただこの治療法を行う場合、歯科医師に治療に関する知識・技術が必要だと考えており、当院ではインプラント治療について精通した歯科医師が治療を担当しています。

通常の、抜歯をしてからインプラントを埋め込む方法の場合、インプラントを埋め入れるまでに約4ヶ月かかり、最終的な治療終了までの目安は10ヶ月となります。
一方で、抜歯即時埋入・即時負荷インプラントの場合は、治療開始から約１〜2ヶ月で治療を終えることが可能となります。

医科・歯科の連携を伴う治療

高血圧や糖尿病などがある場合は、かかりつけの内科にて受けられた血液検査のデータの提出をお願いしています。
これは患者様の健康状態などを確認した上で、判断させていただくためです。
また、かかりつけの内科の病院が無い場合で、健康状態に不安があるような方は、血液検査などを行える定型病院をご紹介させていただきます。

虫歯や歯周病などの一般的な歯科治療が必要な場合

患者様によってはインプラント治療の前に、虫歯や歯周病の治療などが必要な場合があります。
これは、インプラント治療が必要になる直接の原因は歯を失ってしまうことなのですが、その原因として虫歯や歯周病の進行があるからです。
だからこそ、インプラント治療のご提供に当たっても、これら一般的な歯科治療との連携を行うことは、非常に大切な要素となると考えています。

矯正治療との併用

インプラント治療での審美性の確保において問題となるものとして、インプラントを埋め入れるためのスペースの有無があります。
これは歯を失ってから時間が経っている場合など、放置した状態では両隣の歯が傾斜してきてしまい、インプラントを安全に埋め入れるためのスペースが阻害される場合があります。
もしも、狭いスペースに無理矢理インプラントを埋め入れると、周囲の骨が吸収しやすい状態になり、口腔内の環境の悪化にも繋がり、早期にインプラントが脱落してしまう恐れも考えられます。
また、上部構造体であるセラミック歯の形態を小さくしなくてはいけないなど、審美性にも悪影響が出る場合や、噛み合わせの状態をより良い結果に導けなくなる場合があります。

当クリニックでは矯正治療を担当する歯科医師と連携し、インプラント手術の前に部分矯正治療などを行うことで、十分なスペースを確保する場合があります。
これらの取り組みによって、より審美性・機能性に配慮したインプラント知用がご提供できると考えています。
だからこそ、インプラント治療において矯正治療との連携は非常に大切なファクターとなると考えています。

同法人内に歯科技工所を設けています

審美性に配慮したインプラントの上部構造体として、セラミック・ジルコニアなどを使用した人工歯の作製にあたり、当クリニックでは歯科医師と歯科技工士が連携し、直接患者様の歯の色や形態・噛み合わせ・肌の色とのバランス・顔の形や唇の形とのバランスといった特徴のチェックを行っています。
こうすることによって一人ひとりに合わせた人工歯の作製に繋がります。

インプラント治療の安全性を確保するためのCT診断

患者様からのインプラント治療に対しての不安を抑えて治療を受けていただくためには、骨の状態を三次元的に撮影できるCTレントゲン撮影機の存在が不可欠だと考えています。
これはCT診断を行わないでインプラントを骨に埋め入れることは医療事故を招きかねないと感じているからです。

顎の骨の中には神経や血管が通っています。
インプラント治療で、神経・血管を傷つけることのないように、CT診断をしっかりと行い、顎の骨や周辺組織の状態を詳細に把握しておくことが非常に大切になります。

もちろん顎の骨の量が不足していればインプラントを埋め入れることもできません。
事前のCT診断がしっかりと行われず、インプラント手術を開始した場合、手術中に骨の量が不足していることで、手術の中断をしなくてはいけない場合もあります。
患者様への手術においてのリスク軽減のためにも、手術前のCT診断は大切だと考えています。

当クリニックでは、インプラント治療を希望される患者様には、必ずCT撮影を受けていただいています。
これは、インプラント治療の安全性をより高めるために必要なことですのでご理解ください。