医療法人社団斎藤会 さいとう歯科医院 医院HP

さいとう歯科医院では、提供しているすべての歯科医療において正しい噛み合わせを基本としています。
インプラント担当医 斎藤辰一は「ドーソン咬合理論」を学んでおり、インプラント治療の際も噛み合わせを重視します。この理論に基づいた診査診断を行った上で患者様一人ひとりに上手く噛み合う位置を確認し、どのように治療を進めるかといった治療計画を立てていきます。

インプラント治療は、失われた歯の機能を回復させるのに有益な治療方法のひとつです。しかし、本来の目的は「インプラントを使うこと」ではなく、「インプラントを利用し口腔内の崩壊を食い止め、長期的に安定させること」だと考えています。噛み合わせがズレた状態のままインプラント治療を行うということは、単なるツギハギ治療になりかねません。

当院ではツギハギ治療にしないために、治療前にしっかり検査・診断を行っています。口腔内の問題箇所を探し出し、リスクを把握した上で最終的なゴールをどこに設定するかをとても大事にしています。
根本から口腔内の状態を見直すことがゆくゆくは今後の歯科予防に繋がると考え、10年20年と長期的に安定してインプラントを使用できる状態を目指していきます。

近年、歯科医療ではデジタル化が進んでいます。この流れを汲み、当院でも安全性を確保するためインプラント治療でも手術用ガイドを使用するなど、デジタルシステムを活用しています。
手術用ガイドは、インプラントを顎の骨に埋入する際にあらかじめ定めた埋入位置がずれないようにする装置です。治療ではまず歯科用CTなどで患者様の歯列データを用意し、コンピュータ上で顎の骨にインプラントを埋入する位置を定めます。そのデータを基に3Dプリンタで手術用ガイドという装置を作製します。
人の手だけでインプラントを埋入するとぶれる可能性があるため、手術用ガイドは安全性を重視したインプラント手術では欠かせない医療機器です。

当院は歯科技工所を併設している歯科医院です。
院内に技工士が在籍していると、たとえば仮歯や人工歯を破損してもすぐに修理を行うことができるので、患者様も安心できるかと思います。
インプラント治療では初診から専任の技工士が立ち会い、患者様が理想とする人工歯の色や形といった特徴を丁寧に伺います。
噛み合わせにも配慮しており、見た目だけでなく「永続性を期待できるインプラント治療」にもこだわっています。

当院の場合、安定して噛めるようにしたいという希望からインプラント治療を選択される患者様が多い傾向にあります。
また、インプラントのメリットには「人工歯をその方の天然歯に馴染むよう色や形を調整できる」「歯並びの見た目をきれいにする」といった審美性もあります。特に前歯は目立ちやすいため、人工歯と天然歯が並んだときに自然に見えるようにしたいと希望をいただくことも少なくありません。
患者様が希望する人工歯を仕上げるためにも、インプラントに特化した歯科技工士は大切な存在です。