医療法人 歯科恒松医院 医院HP

インプラントはどのような治療ですか？

歯を失った際は、入れ歯やブリッジといった治療があります。インプラント治療は、第3の治療として、歯を失った箇所へ外科手術で人工の歯根を埋め込み、人口の歯を装着することで、周囲の歯へ負担をかけず天然歯に近い歯の再現を目指す治療方法です。

治療期間はどのくらいですか？

通常4〜6ヵ月です。インプラントの本数や埋入位置、治療方法によって差があります。

腫れや痛みはありませんか？

インプラントを埋め込む際は十分な麻酔を行いますので、痛みを感じることはほとんどないと思います。顎の骨の厚みがしっかりある方の場合、術後の腫れや痛みは歯を抜いた後よりも軽いケースが多いです。
反対に、顎の骨の量が少ない方の場合、骨を増やす処置が必要になるので、腫れや痛みが出やすいです。そのため術後の腫れや痛みの程度と期間について最初にご説明し、ご納得いただいてから治療を進めます。

まったく歯が残っていない場合でも治療できますか？

歯が1本も残っていない患者様には、支柱となる5〜8本のインプラントを埋め込んで全顎タイプの義歯を固定する方法があります。
また、インプラントを2〜4本使用し、これまで使用されてきた総入れ歯を取り外せる状態で、より安定させる方法もあります。食事中や会話中でもズレにくくなり、噛みやすさが向上するはずです。

トラブルが起こることはありますか？

インプラント治療自体は自由診療ですが、医療費控除や場合によっては高額療養費制度の対象であり、歯科医学的に確立された治療です。しかし、適切な治療計画やインプラント体の選択、定期的なメインテナンスが行われないと、様々なトラブルや天然歯と同様に歯周病になるケースもあります。適切な治療を受けていただき、治療後も定期的なメインテナンスを受けていただくことで、トラブルなく経過される方がほとんどです。
当院では、万が一トラブルが起こった際にも再治療でき、保証期間も設けていますので、ご安心いただきたいと思います。

インプラントができない場合はありますか？

顎の骨の成長が終わっていない20歳未満の方、歯磨きなど日常の手入れが十分にできない方、チタンへのアレルギーを持っている方、アルコール依存症の方などは、インプラント治療を行えません。
また、全身疾患のある方、妊娠中の方、ほかの歯に虫歯や重度の歯周病がある方、顎の骨の量が極端に少ない方は、インプラント治療が制限される場合もあるため、十分なご相談が必要です。

インプラントはどのくらいもちますか？

世界中でインプラント治療の研究やインプラント体の開発が進み、現在では適切な治療と十分なお手入れができれば、ご自身の歯と同様もしくはご自身の歯よりも長くもたせられるケースがあります。

※治療結果は患者様によって個人差があります。