手術出来ない場合 かみあわせ(東京都 30歳 女性 主婦のQ &A)

カテゴリ:手術出来ない場合 かみあわせ

当面、部分入れ歯で過ごし、2,3年後にインプラントにするというのでは骨の状態が悪くなってしまうのでしょうか?
歯の根元までヒビが入ってしまい、抜歯になりそうです。
隣の歯が虫歯のない健康な白い歯なので、ブリッジにして削ってしまうのは抵抗があります。できればインプラントにしたいのですが、私はいま妊娠中で、産後のことも考えるとしばらくの間は、手術は無理かと思っています。
当面、部分入れ歯で過ごし、2,3年後にインプラントにするというのでは骨の状態が悪くなってしまうのでしょうか?

患部は左下6番です。

ちなみに、かみあわせが悪く、歯ぎしりも強いので全体的に歯の状態がよくないみたいです。こういう人でもインプラントはやってもいいんでしょうか?向かないと書物で読んだことがあります。

[東京都 30歳 女性 主婦]

手術出来ない場合 かみあわせ

何はともあれご無事にご出産されることをお祈りさせて頂きます。
さて御相談内容拝見させて頂きました、歯が根元まで割れているとのことで感染がその歯の周囲の骨にまで波及しはじめていることが疑われます、その場合は多くが保存不可能と判断され抜歯に至る事が多いと考えられます。
問題はご出産ごにその歯を抜歯していつインプラントをお入れするかです。
通常抜歯した周囲の骨は無くなりまた両隣りの歯の骨まで少なからず無くなります。そこに入歯を入れる事はその部分に噛んだ際の圧が加わりますから余計に骨が無くなります、もし少しでも元に近い状態に治されたいならば抜歯後1〜3ヶ月感染がちゃんと治るのを待ってインプラントをお入れになる事をお勧め致します、それでも多くが再生療法を併用しなければなりません。
拝見させていただいておりませんのではっきりしたことは申し上げられませんがもし残念ながら抜歯に至ってしまう場合は周囲組織に対し適切な時期にインプラントをお入れになる事をお勧め致します。また歯ぎしりが有るからと言ってインプラント治療は向かないと言うのは一概には言えませんし悲観なさらないでよろしいと思います。ご出産後は一人のお体ではないですからお子さまの事もお考えになりそういう意味での適切な時期もある事はいうまでも御座いません。