(千葉県 74歳 男性 無職のQ &A)

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インプラントでは歯茎が本来持つクッション機能が使えないので、痛くて使えないことが多いのではないかと書かれていたそうですが、実態はどうなんでしょうか?成功例の中で、失敗例はどれくらいあるのでしょうか?
前上歯6本、下歯4本の見積もりをもらい、説明を聴きましたが、失敗例もあるのではないかと心配になりました。20年前に手術した人が、術後三ヶ月で痛みが出てがまんできずに外してもらったといっていました。そういう例は多いのでしょうか。関西のある新聞のコラムに、骨に直接埋め込むインプラントでは、歯茎が本来持つクッション機能が使えないので、痛くて使えないことが多いのではないかと書かれていたそうですが、実態はどうなんでしょうか?成功例の中で、失敗例はどれくらいあるのでしょうか?

[千葉県 74歳 男性 無職]

上下共に前歯の部分ですから、術者がインプラントに慣れていれば、ほとんど失敗の可能性は無い部位と考えます。
術後の感染予防と、インプライトが固定されるまでの約3ヶ月間。主治医の方の指導を守って下されば問題ないでしょう。
ただし、74歳という年齢を考えると、全身的な疾患が無いかが気になるところです。
20年前には骨膜下インプラントをやる先生もまだいらっしゃいました。初期固定の失敗や無理をした症例においては失敗例もありました。しかし、20年前に比べると飛躍的に進歩をしております。
また、その新聞のコラムをインプラントに熟達した人が書いたものとは到底思えませんが、将来、天然歯の歯根膜と同じようにクッション機能のあるインプラントが主流になる可能性はあるでしょう。