大阪インプラントセンター

イミディエイト・ローディングの可能性

インプラント治療では、仮歯や最終的な被せ物を装着するまで3ヶ月以上かかるのが通常。しかし「イミディエイト・ローディング(即時負荷)」はインプラント手術をしたその日のうちに、仮歯まで入れてしまえるというもの。治療を受ける側の患者様にとってのメリットを中心に聞いてみました。
――イミディエイト・ローディングとの出会いを教えてください。

「2004年8月ポルトガルで行われたイミディエイト・ローディングの講習会が初めての出会いでした。世界12ヶ国から選ばれた歯科医師が、この技術を発表された先生から直接講習を受けたんです。それまでのインプラント治療は、仮歯までいれるのに3ヶ月ほど待たなければならないというのが一般的でしたから、この治療は患者様にとって非常によいことだと思いました。この技術を日本で広めるというのが私の役割でしたので、これをきっかけにインプラント治療は変わっていくのではと感じましたね」

――イミディエイト・ローディングのメリットとは何でしょうか?

「やはり手術後、患者様がすぐに噛めるようになることでしょう。従来のインプラント治療はインプラントと骨が結合するまで、上顎で6ヶ月、下顎で3ヶ月待たなければ仮歯や被せ物をすることができませんでした。しかしイミディエイト・ローディングなら手術をしたその日に仮歯まで入れることができます。それだけ患者様は以前(歯があった状態)に近い生活が営めるわけです。また、治療期間の長さで治療を考慮されていた患者様にとっても、インプラント治療を決断しやすくなるのではないでしょうか」

――それは患者様にとっては、喜ばしいことですね。

「また別の面でのメリットもあるんですよ。すぐに仮歯を入れて噛めるようになると、歯を支える筋肉が衰えません。歯がなかった方では仮歯を入れることでしっかりモノを噛んで食べる生活が始まりますから、筋肉が強くなっていきます。例えば足を骨折して3ヶ月使わないでいると、むしろ筋肉は衰え骨も薄くなるためリハビリ期間は6ヶ月近く必要ですよね。つまりイミディエイト・ローディングなら、リハビリ期間はほぼ必要ないんです」

――実際に治療を受けられた患者様の感想はいかがでしょうか。

「そうですね、当クリニックではこれまでイミディエイト・ローディングで1065名の方に3112本の歯を入れていますが、多くの方に、「インプラントにして良かった」という感想をいただいております。当院では、患者様にご納得いたたけるように、できるだけ腫れが少ないよう、痛みが無いよう、そして、きれいな出来上がりになるように細心の注意を払って治療にあたっております」
注)症例数の実績は、2009年1月現在での数値です。
注)患者様の感想には個人差がございます。

――イミディエイト・ローディングができない方もいらっしゃると思うのですが。

「顎の長さや骨量などいくつか条件があります。当クリニックではCTで骨の量や硬さ、質が測定できますので、イミディエイト・ローディングができるかどうかを判断し、お答えしています。イミディエイト・ローディングは従来のインプラント治療よりも技術が必要とされる治療方法です。それゆえに、しっかりとした検査が必要になってくるのも、当たり前のことなんですね」
 
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岡田先生のコメント
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「現在ではインプラント治療のため来院される約8割の方がイミディエイト・ローディング治療を行われます」と岡田先生
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診察の様子
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カウンセリング・診査で手術出来ると判断した場合、その日に手術、帰りには仮歯が入っていることもある
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イミディエイト・ローディングとは
インプラント埋め入れ手術をしたその日のうちに、仮歯や被せ物までを行う画期的な治療法。
従来のインプラント治療ではインプラントを顎の骨に埋めいれた後、歯肉を縫合。その3〜6ヶ月後に再び歯肉を切開し、型をとって被せ物をしていた。イミディエイト・ローディングであれば治療を行ったその日に、インプラントと仮歯を入れることができるため、元の歯の機能をその日のうちに提供できるなどメリットが多い。
現在、大阪インプラントセンターでは、患者様に納得いただける治療が提供できるよう、スタッフ全員が日々研鑽を積んでいる。
インプラント
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大阪インプラントセンターの特徴

「大阪インプラントセンター」は、インプラント治療に関しては16年間で2万4000本の実績があり、クリニックのある関西地区だけでなく、遠方からの患者様も多いそうです。
他院で断られた患者様も受け入れ、歯で悩んでいた多くの方を笑顔にしてきた、その秘密はどこにあるのでしょうか。

インプラント埋入本数は21,000本――大阪インプラントセンターについて教えてください。

「梅田に開業して16年になります。歯科医師は8名、歯科衛生士は10名など全部で約30名ほどで治療にあたっています。当院に来られる患者様はインプラントに関連されている方が多いですね。当クリニックは専属の歯科麻酔医はもちろん、歯周病の分野を得意とするドクター、インプラント手術に慣れたドクターなど、各分野でしっかりと知識と経験のあるドクターやインプラントに精通した歯科衛生士がともに情報を共有するチームワーク医療を行っているからこそ、患者様それぞれに適した対応ができているのではないかと思います」

――治療例の多さがそのまま経験として生かされているんですね。

「これまで5000名以上の患者様に2万4000本ほどのインプラント治療を行ってきました。その経験を活かし、どのようなケースでも対応できるよう体制を整えています。CTと全身管理の状態を過去の経験に照らし合わせて、成功すると判断すれば手術を行っています」

注★) 2012年1月現在での数値です。

イミディエイト・ローディング実績1062症例――イミディエイト・ローディングを行なった患者さんはどのくらいいますか。

「欠損の本数に関わらずイミディエイト・ローディングを行っているクリニックは、日本でも少ないと思います。当クリニックでは85%の方がイミディエイト・ローディングを治療法として選択されています。また、この治療法を知らない患者様でも、ご説明させていただくと9割はイミディエイト・ローディングを選択されます」

――イミディエイト・ローディングを選択される患者様の傾向を教えてください。

「お仕事などでお忙しい方が多いですね。あと、他府県からの遠方、海外からの患者様も意外に多いです。それでもやはり、普通の患者様にもメリットが多い治療法ですから、普通に選択されますね。イミディエイト・ローディングは患者様からの要望も多くなってきていますし、実際に評判も良いので、今後のインプラント治療の主流になればいいと思っています。そういった要求に応えるべく、私も大学や講習会などでこの技術を教えて、普及に努めています」

注★) 2009年1月での数値です。

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岡田先生のコメント
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「当クリニックでは、受付のスタッフもインプラントの知識をしっかりもっています。お越しになった患者様からの質問にも、その場できちんと対応できます」
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治療室
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インプラント治療では、院内を常に清潔に保つことが配慮される。そのため手術で使われる器具はほとんど新しいものを使用するほどの徹底振り。岡田先生いわく「当たり前のこと」
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診察の様子
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手術は4〜6名の医師・衛生士らのチームで行われる。多くの人間が一人の患者さんに関わることで、きめ細かいサポート体制をとっている
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世界への発表、インプラント治療の未来へ

ヨーロッパでのイミディエイト・ローディングの講習会に参加されて以来、この技術を普及させるための活動を続ける岡田先生。2009年1月にベルリンで行われた学会では、新しい技術を発表するなど、多忙な中でインプラント界の発展のため尽力されています。
――先生はインプラント治療普及のためにご活動されていますね。

「インプラント治療はすべての歯科医師が行っているわけではありません。インプラント治療の技術を海外で得た開業医が、大学の先生が授業する際に伝えたりしています。また開業医である私たちが大学に出かけて教えることもできるようになりました。互いにリスペクトし合い、良い関係性を築けているのもインプラントの分野の特徴ではないでしょうか」

――OJというインプラントのスタディグループの立ち上げも先生が関わられたと伺いました。

「7、8年前まではインプラントのメーカーごとに講習会があったのですが、メーカーが異なると情報や知識が共有できなかったり、やはり難しいことが多かったのも事実でした。その知識・技術を統合するために、OJ(オッセオインテグレーション スタディ クラブ オブジャパン)を、何人かの先生と共に立ち上げました。その会員の先生方が他の医院や大学、学生に対して情報提供しています。それによって歯科医師がインプラントの正しい知識をもつことができれば、インプラント治療がより発展するはずという願いから発足したわけです。現在の目標は、全体の30%くらいの歯科医師がインプラント治療ができるようになることを目指し活動を続けています」

――今年初頭のベルリンでの講演会ではインプラントの新しい技術を発表されたそうですね。

「現在のイミディエイト・ローディングでは歯茎が痩せてしまうため、審美的に若干の問題を残していました。それを解消できる手術方法を発表してきました。治療している歯の歯茎の後ろの部分を使って行う方法なのですが、そうするとほぼ問題点は回避できるのです。私がこれまで行ってきた実症例とともに発表したときは、多くの先生たちから驚きの声があがりました。今後はインプラント治療も審美的な側面も考慮するのが当たり前になっていくのかもしれません。それでもやはり原点は、患者様のために。あくなき研究・勉強・実践を重ねていく自分の姿勢は変わらないと思います」
 
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講演会の様子
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2009年1月22日からベルリンで行われた講演会での1コマ。計3日間で3000名以上が来場し、日本からは医師やメーカーなど150名以上が参加
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講演会の様子
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日本からは岡田先生を含め、医師7名が講演を行った。非常に張り詰めた雰囲気の中での講演であったが、その内容は非常に濃いものだったという
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講演会資料
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ベルリンでの講演会で発表された岡田先生の資料の一部。2004年から07年にかけて、飛躍的にイミディエイト・ローディングの症例が増加している
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