Wellness Dental Clinic 医院HP

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-4-5 御堂筋ビル 4階

Wellness Dental Clinicのインプラント治療

手術用ガイドを用いたインプラント手術

当クリニックではインプラント治療において、インプラント(人工歯根)を顎骨に埋め込む手術時に手術用ガイドを利用しています。
これは歯科用CTなどで取得した3Dデータをもとに作製し、インプラントを埋め込む位置や角度、深さなどを適切に制御でき、手術を受けられる患者様の負担軽減に繋がります。
術中歯科医師が迷いなく処置を行うことができるため、手術の時間短縮にも貢献するものです。
ただ、インプラント治療費とは別に費用が発生すること、すべてのケースで適用できるとは言い切れないことはご理解ください。
手術用ガイドを用いたインプラント手術をご希望の場合は、まずはご相談いただきたいと思っています。

【手術用ガイドの特徴】

・痛み・腫れ・出血を抑えやすい
手術時に発生する歯茎への傷が小さく済み、インプラント埋入手術での痛みや腫れ、出血などをできる限り抑えることに繋がります。

・安全性・正確性に配慮した埋入手術に繋がる
シミュレーションに沿って、インプラントの埋入が行え、正確な位置にインプラントを配置することに繋がります。
また、大事な血管や神経など、重要組織を傷つけることを避けやすく、手術の安全性にも配慮できます。

・手術時間の短縮に繋がる
歯茎の切開・剥離・縫合といった手順が省略、手術時間の短縮に繋がり、身体への負担軽減も期待できます。

・感染症のリスクを軽減
歯茎を大きく切開しないため、手術による傷口が小さく済み、細菌感染のリスク軽減に繋がることが期待できます。

より良いインプラント治療をご提供するために

当クリニックでは、信頼できるメーカーのインプラントシステムを採用することでより良いインプラント治療がご提供できるように努めています。
また、インプラント治療に対応する歯科医師が技術・知識を身につけ研鑽を重ねること、院内や治療機器の衛生管理の徹底を行うことで、安全性に配慮することでも、より良いインプラント治療に繋がることを心掛けています。

インプラント治療の注意事項

インプラント治療には次のような注意事項があります。

・公的医療保険が適用できませんので自費診療での治療のご提供となります
・外科手術が必要になるため、患者様に体力的な負担がかかります
・段階的に治療を進めていくため、治療期間が長くなります
・見た目や噛んだ時に違和感を覚えることがあります
・術後に痛み・腫れ・出血・合併症を伴う可能性があります
・術後も定期的なメインテナンスをしないと、機能が落ちやすくなります
・処置した個所に食べ物が詰まりやすくなります

インプラントの保証制度について

インプラント治療を受けた後に、再治療が必要になってしまうようなケースもあります。
当クリニックでは、条件により保証期間・割合を設けています。
ただし、条件に関係なく2年未満の再作製、修理については患者様の負担はありません。
保証条件など詳しい内容については、当クリニックにてご確認下さい。

手術用ガイドを使用したインプラント治療の流れ

CT撮影

歯科用CTスキャン装置にて、顎骨の詳細な3D撮影を行います。
顎骨の立体的な状態、血管や神経などの大事な組織の位置などの把握に繋がり、撮影データをもとに診断を行っていきます。
コンピューターによるシミュレーション

歯科用CTで得た3Dデータを活用して、インプラントの埋入シミュレーションを作成します。
インプラント体を埋め込む位置や角度をシミュレーションで把握し、血管や神経が手術の障害にならないかを確認することなどが可能です。
また、患者様の顎骨がインプラントを支えるのに十分な状態かのチェックも行うことが可能です。
手術用ガイドの作製

シミュレーションを行い作成した治療計画を、インプラントメーカーに送り、手術用ガイドの作製を依頼します。
手術用ガイドの使用は、インプラント治療で考えられるリスクの低減に繋がることが期待できるものです。
インプラント埋入手術

手術用ガイドの準備ができたら実際のインプラントの埋入手術を行います。
治療部位の切開をできる限り抑えた手術や、即時負荷・即時荷重などの術式での治療も行えます。
治療部位へのダメージを最小限にすることは、出血を抑え、治癒期間が短く済むことも期待できます。
術後のメインテナンス

インプラントを埋め込んだ部位には、ペリインプランタイティス(インプラント周囲炎)が発生するリスクがあります。
これを予防するために当クリニックでは術後のメインテナンスをご提供しています。
しっかりケアをすることで、インプラントを長く健全な状態で使用していただきたいと思っています。

※治療結果は個人差があります。

静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法（点滴麻酔）

寝ているような状態でインプラント、外科治療が受けられる

歯科医院に強い恐怖心をお持ちの方や、外科手術に強い抵抗のある方もいらっしゃるかと思います。そんな患者様にお伝えしているのが、寝ているような状態の中で、気が付いたら歯科治療が終わっている「静脈内鎮静法」での治療方法です。
歯科治療、外科治療に恐怖心があり踏みとどまっているという方に、おすすめいたします。

【おすすめする方】

歯科治療が怖いという方にのほかに、以下のような方にも適しています。

歯科診療に強い恐怖心があり強く緊張してしまう方
インプラント手術を受けられる方
親知らずの抜歯や、歯周外科手術など外科処置を受けられる方
嘔吐反射が強い方
全身的な疾患を持った方
（高血圧、糖尿病や循環器疾患をお持ちの方には、不安を軽減してお体の侵襲処置の負担を軽くすることを見込みます）

当院では歯科医師の三原健が、一般社団法人日本歯科麻酔学会認定医の資格を持っています。

静脈内鎮静法による手術の流れ

問診・カウンセリングを行います。
点滴からお薬を作用させてしばらくすると、うとうと眠くなってきます。
麻酔の効きを確認してから手術を開始します。
手術が終了し、目が覚めます。ふらつきや眠気がなくなるまでお休みいただき、ご帰宅いただきます。

静脈内鎮静法の特徴

静脈内鎮静法を使用した際の状態

ウトウトした状態になるが呼びかけに応答はある
自分で呼吸できる
麻酔からの覚めが早い
入院の必要なく当日帰宅可能

静脈内鎮静法を受ける際のリスクと注意点について

使用する薬剤にアレルギーがある場合には、受けることが出来ません
術前の絶飲食が必要となります
当日の車など乗り物の運転は禁止（仕事も）となります。タクシーや公共交通機関でのご来院お願いします
稀に、呼吸や血圧等に影響が出る場合がございます
※麻酔医がバイタルチェックを常時しております
その日の内に帰宅していただけますが、吐き気や目眩などがある場合には治まるまで待機していただきます
また、帰宅時には成人の方のお付き添いか、タクシーや公共交通機関でのご帰宅をお願いいたします

※治療結果は個人差があります。