ライフ・デンタル・オフィス医院HP

宮城県仙台市青葉区二日町17-27 北四青葉ビル3階

インプラント治療に関して

インプラントとは

歯を失った場合、治療の選択肢の一つがインプラントです。
インプラント(人工歯根)を歯の失った歯茎に埋め込み、その上に人工の歯を装着することで、失った歯を補い噛み合わせの回復を図ります。
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは異なり、歯茎にインプラントを埋め込むことから、顎骨の状態が大切になります。
もし、歯周病などの影響で、顎骨の骨が十分無かったりする場合はインプラント治療を受けることが難しくなる場合があります。

低侵襲インプラント治療

インプラント治療と一言にいってしまっても、様々な治療の手法があります。
当院では低侵襲インプラント治療という方法を採用しています。

顎骨が十分にある場合、インプラント治療は行いやすいのですが、十分な顎骨が無い場合は、骨造成処置という方法を併用する必要があります。
この骨造成処置にも、大きく切開し行う方法や、なるべく最小限になるように切開を抑える方法などがあります。
当院では、なるべく最小限に切開を抑え、患者様の身体への負担を抑えた低侵襲な方法を現在は行っています。

抜歯即時インプラント

インプラントの埋め込みを、抜歯手術と同時に行うのが抜歯即時インプラントという方法です。
この方法も低侵襲なインプラント治療の一つだといえ、治療期間の短縮にも繋がります。
患者様にとっては抜歯とインプラントの埋入の2回手術を行う必要が無いので、身体的にも気分的にも負担を抑えられると思います。
そのほか、抜歯即時インプラントのメリットとしては、歯を抜いたことで歯肉や骨が痩せてしまうことを抑えることにも繋がります。

骨が足りない方のインプラント治療

骨や歯肉が痩せてしまっている場合

一度痩せてしまった歯肉や、顎骨を補うためには、結合組織移植と呼ばれる歯肉の移植や、GBR法・骨移植などを併用する必要があります。
抜歯即時インプラントの場合、抜歯後に骨や歯肉が痩せることが避けられるので、これらの処置を行うことなく、インプラントで失った歯を補うことができます。

【GBR法】

骨が吸収されてしまい、インプラントを埋め込んでも、骨からはみ出してしまうようなケースで行います。
人工骨を使用しインプラントを埋め込む部分の周りに、骨補填材などを詰め、骨の再生が誘導されるように導く治療法です。
骨の再生が行われることにより、しっかりとインプラントを支えられるようになります。

【上顎洞底拳上術】

上顎の奥歯にインプラントを埋め込む際に、骨の厚みが十分にないケースで行う方法です。
これは、上顎の上にある、上顎洞という空間を利用し、骨の厚みを増やす処置を行い、インプラントを支えるのに必要な骨の厚みを確保します。
上顎洞底にある薄い粘膜をはがし、押し上げ人工骨などを充填し骨が造られるように導きます。
残っている骨の量でクレスタルアプローチ法(ソケットリフト)とラテラルアプローチ法(サイナスリフト)といった方法を使い分けます。

インプラント治療のカウンセリング

インプラント治療のご相談にご来院された患者様には、最初にカウンセリングを行っています。
患者様のお口の状態を確認するために、口腔内写真撮影、レントゲン撮影を行い、その段階での患者様のお口の状態を確認し、お話を行います。
このカウンセリングは、公的医療保険の適用される範囲で行っているため、お気軽にご相談ください。

カウンセリングを受けていただくことで、インプラント治療を強要するようなことはありません。
患者様には現在のご自身の口腔内の状態を把握していただき、今後どうすることが良いのか、どのような可能性があるのかを把握していただきたいと思います。