医療法人 加来歯科 医院HP
大分県中津市三ノ丁1278-3
加来歯科ではより精密・安全なインプラント治療を目指しています
サージカルガイドの活用

インプラント治療の成功には、適切なインプラントの埋め入れ位置が大切です。当院では、サージカルガイドとダイナミックナビゲーションシステムを組み合わせ、より精密で安全なインプラント治療を目指しています。
サージカルガイドは外部に発注するのが一般的ですが、当院では院内に3Dプリンターを完備し、CT・シミュレーションデータをもとにサージカルガイドをすぐに作成します。インプラント治療までの時間をなるべく短縮し、細かな調整も柔軟に対応できるよう努めています。
さらに、院長自ら治療計画を立案し、患者様に術前シミュレーションを実施しています。PC上でご自身の歯や骨の状態を確認しながら、適切な治療方法の提案に努めています。
術前に必ず3Dシミュレーションをご覧いただきながら現状を説明し、納得いただいてからインプラント治療に進んでいただきます。インフォームド・コンセントを徹底し、患者様が安心して治療を受けられるよう配慮しています。
ダイナミックナビゲーションシステムの導入

当院ではダイナミックナビゲーションシステムを導入し、手術中にリアルタイムでインプラントの位置や角度を確認しながらインプラントを埋め入れています。手術中にインプラントの埋め入れ位置や角度の微調整ができるため、骨の密度や形状に応じてより適した角度や深さでインプラントを埋め入れられ、より精密で安全な治療に繋げています。
そのほか、神経や血管を避けながらインプラントを埋め入れることで術後の合併症リスクを抑え、インプラントの安定性の向上に繋げています。長期的にしっかり噛めるインプラントの提供を目指しています。
インプラント治療に欠かせない歯周病コントロール
インプラント治療の成功には歯周病のコントロールが大切だと考えています。院長の加来 敏男は公益社団法人 日本口腔インプラント学会
専門医を取得しています。インプラント治療の前に歯周病検査と歯周病の治療に努め、健康なお口の状態でインプラント治療を開始します。
歯周病が進行した状態ではインプラントの定着に影響が出るため、しっかりと歯周病を治療してからインプラント治療を進めることで、インプラント治療の成功に繋げています。安心してインプラント治療を受けていただける環境を心掛けています。
抜歯予定の歯があればまずご相談ください
インプラント治療において、抜歯の方法が治療に影響を与える可能性があることをご存知ですか?当院では、抜歯の際に顎の骨の吸収をなるべく抑えるよう細心の注意を払い、インプラントにより適した骨の状態を作るよう努めています。
抜歯後に顎の骨が大きく吸収してしまうとインプラント治療が難しくなることがありますが、当院では移植材を使って骨の再生を促進しています。これにより、インプラント治療がスムーズに進み、仕上がりもより美しくなると思います。
術後のメンテナンスとインフォームドコンセント
当院では、インプラント治療後も徹底したメンテナンスを行い、患者様が快適に過ごせるようサポートしています。インプラント治療後は噛み合わせチェックを定期的に行い、噛み合わせが変わっていないか確認します。噛み合わせの変化が天然歯にも影響を与えるケースがあるため、常に調整を行い、長期的に健康を守れるよう努めています。
インプラント治療の流れ
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パノラマレントゲンと顎模型で、まずインプラントが可能かどうか予測する
インプラント治療を始める前に、患者様一人ひとりがインプラント治療に適しているかを診断します。パノラマレントゲンを使い、顎の骨の位置や量を確認し、インプラントの埋め入れが可能かどうか判断します。
顎の骨が少ない場合は、骨を増やす手術が必要な場合もあります。 -
CTから得たデータとシミュレーションによるガイド作成
インプラント治療前に歯科用CTでお口を撮影し、顎の状態を確認した後、顎模型を使ってインプラントの埋め入れ位置を決めたサージカルガイドを作製します。さらに、PC解析用ソフトでシミュレーションを行い、適切なインプラント埋め入れ位置を決定します。 お口が開かない場合や、奥歯への埋め入れなどの特殊なケースでは、サージカルガイドを使用して柔軟に調整し、より精密で安全な治療を目指します。
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カウンセリング
日を改めて、シミュレーションソフトで顎の骨の立体像を作製し、そこに実物大のインプラント体を配置してみます。
患者様のご希望に合わせて、どの種類のインプラント体が良いのか、本数、長さ、太さ、方向、位置などを決定します。 -
インプラント埋め入れガイドのオーダー
インプラントを埋め入れる本数が多い時はシミュレーション通りに埋め入れできるように、インプラント埋め入れガイドを作製します。(ベルギー製)
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インプラント体を埋め入れる
インプラントの埋め入れ手術を行います。埋め入れる箇所の骨の幅や高さが足りない場合は、事前に増骨したり、埋め入れと同時に増骨します。埋め入れ直後にCT撮影をして、計画通りに進んでいるかを確認します。
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治癒期間
埋め入れたインプラント体が顎の骨に結合するのを待ちます。状態により治療が早い方で2ヵ月、大きく増骨した場合は6ヵ月程度待つことがあります。
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印象
シリコンラバーや口腔内スキャナを使用してより精密な印象を採取し、患者様の口腔内の状況をより詳細に反映した模型を作成します。その後、仮歯を作成し、噛み合わせや歯の形を確認しながら被せ物に反映させます。
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インプラント体にセット
埋め入れたインプラント体にアバットメントという土台を取り付け、その上に被せ物をセットします。当院ではセラミックやジルコニアを使用し、PC上で設計して適切な形に仕上げるよう努めます。ジルコニアはプラークが付きにくく、長持ちしやすい素材です。
アバットメントや被せ物を取り外せる構造にしており、状況が変わった場合でも柔軟に対応できるように設計しています。取り外す際に歯茎を切開するケースもあると思いますが、当院では調整ができる構造を採用しています。 -
メンテナンス
インプラント治療後は定期的にクリーニングや噛み合わせの調整を行い、インプラントを長期間使用できるようにサポートします。
噛み合わせに変化があればすぐに調整します。噛み合わせの変化が天然歯にも影響を与えるケースがあるため、常に噛み合わせを調整し、長期的に健康を守れるよう努めています。
当院の診療機器
歯科用CT
当院では、3次元画像で精細な診断に繋げる歯科用CT・X線装置を導入しています。
一般CTとは異なり、横にならずに座ったままで撮影できます。撮影時間は約18秒で、楽に撮影を受けられると思います。
1回の撮影で構築される3次元画像領域のほか、任意の方向により精密な3方向断面画像が得られます。3次元画像から、より精細な診断に繋げ、初期疾患の発見がしやすくなります。それにより、安全なインプラント治療を行えるように努めています。
サージカルガイド
患者様一人ひとりのインプラントの埋め入れ位置を把握するサージカルガイドの作製が、国内の技工所でできるようになりました。
従来はスウェーデンに発注し、インプラントの埋め入れ手術の開始まで時間が掛かりましたが、納期が短くなることでより早く手術を始められると思います。そのほか、歯科技工用の機器でインプラント埋め入れの座標軸や角度を設定し、患者様に適しているかを石膏模型上で確認することも可能です。
よくあるご質問
Q1.インプラント治療は誰でも受けられますか?
ほとんどの方が可能だと思いますが、年齢、全身状態、顎の骨の状態によってはインプラント治療が適さない方もいらっしゃいます。また、顎の骨が少ないため先立って骨を増やす手術が必要な方もいらっしゃいます。
Q2.インプラント手術に痛みや腫れはありますか?
麻酔をしますからインプラント埋め入れの手術時に痛みは感じにくいと思います。術後の痛みは奥歯の抜歯をした程度の痛みを伴うケースがあります。腫れに関しては個人差がありますが、術後、多少腫れることがあります。
Q3.インプラントはどのくらい持ちますか?
定期的なメンテナンスを行うことで、インプラント自体は長期間安定した状態を保てると思います。天然の歯と同じで歯周病のような状態になることもあります。毎日のホームケアと歯科医院での定期的なケアは欠かせません。
※治療結果は患者様によって個人差があります。
インプラントネット治療説明
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