歯を失ったまま放置している方へ

インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する治療説明『歯を失ったまま放置している方へ』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/09/24

■目次

  1. 歯を失ったまま放置していると・・・
  2. 歯と体のバランス
  3. 歯の喪失とバランスの崩壊
  4. 放置し続けると・・・

歯を失ったまま放置していると・・・

歯と体のバランス

人の歯は、正常な方で上下合わせて28本、親知らずを含めると32本あります。
前から順に前歯、小臼歯、大臼歯と呼びますが、それぞれが、それぞれの役割を持っています。さらに視野を広げると、舌、顎関節、咬むための筋肉、そして全ての歯牙が意味をなし、体のバランスを保っているのです。

歯の喪失とバランスの崩壊

このバランスの崩壊は、たった1本の歯を失うことから始まります。
ほとんどの方が、大臼歯と呼ばれる奥歯から失っていくのですが、これを放置していると、その隙間を埋めるかのように隣の歯が傾いてきたり(隣在歯の傾斜)、咬み合っていた歯が伸びて来ます(対合歯の延出)。

放置し続けると・・・

そして咬み合わせの負担を受けた周りの歯牙が影響を受け、最終的には前歯に負担がかかっていきます。年々歯を失っていき、咬む能力が無くなると、体にも影響を与えます。咀嚼できないことによる胃腸への負担や、脳への血流不足による思考能力の低下などが一例ですが、アルツハイマーの原因の一つともいわれています。

◆様々な体への影響
・歯のかみ合わせが悪くなることで、歯並びに影響が出る
・歯を支えていた骨に圧力がかからないために骨がやせる
・発音がしづらい
・顔の輪郭の変化、シワ・たるみが増える
・しっかりと噛めないため、消化器官に負担がかかる など

「1本の歯の喪失が、ゆくゆくは全身の健康に影響を及ぼす」これが現実なのです。
たった1本の歯と安易に考えず、なるべく早く歯科医院で診療を受けることが大切です。

記事提供

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。