歯根破折によってインプラント治療を行った症例

インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する治療説明、症例写真『歯根破折によってインプラント治療を行った症例』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/10/03

■目次

  1. レントゲンで見る治療過程
  2. 治療前後の口腔内写真
  3. ?:インプラントは安全ですか?

レントゲンで見る治療過程

治療前
歯根破折により上顎の奥歯を数本抜歯。上顎の骨は柔らかく、厚みがないので、そのままインプラント治療をしても成功率はきわめて低いと考えられます。上顎洞に骨移植を行うことにしました。
※歯根破折・・・歯の根が折れてしまうこと。

治療中
骨移植(上顎洞挙上術)後のレントゲン写真。(施術は明海大学歯学部口腔外科学第一講座 嶋田 淳 教授の執刀による)

充分な骨量と良好な骨質が得られました。

治療後
歯を支えるのに充分な長さのインプラント体を埋入。長期的に安定した結果が予測できます。

治療メモ
食いしばりのとても強い方ですので、治癒期間中に上の奥歯が歯根破折し、抜歯となりましたが、治癒を待ってからインプラントを追加する予定です。後から歯を追加する事が出来るのもインプラント治療の特徴です。

治療前

治療中

治療後

治療前後の口腔内写真

治療前

治療後

治療前

治療後

?:インプラントは安全ですか?


チタンを使用したインプラントは、36年以上の研究・開発、多くの臨床実績のある信頼性の高い治療方法です。最も歴史あるインプラントメーカー、ノーベルバイオケア社のブローネマルク・インプラント・システムでは、世界で140万人以上の方がインプラント治療を行い、真の笑顔を取り戻しています。

インプラントのメリットはどんなところですか?
歯を失うと、かたいものが食べられなくなったり、入れ歯の不快感などで悩まされる方がたくさんいます。歯を失うことによるデメリット(食べ物の制限、不快感、合わない入れ歯の悩み、発音障害、審美障害、口臭等)は、インプラント治療により改善されます。
また、歯を1本だけ失った症例からすべての歯を失った症例まで、あらゆる歯の欠損状態に対応できるたいへん順応性に優れた治療選択肢です。

資料提供
南青山インプラントセンター佐藤歯科医院
院長 : 佐藤明寿先生

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。